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18〜29歳の非大卒者は約350万人(推定)いて、その70%が年収400万円未満。
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熊谷さん(23歳男性)
高卒

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年収330万円

コールセンター勤務

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転職後

年収550万円

ITベンチャー営業

これまで面接に苦手意識がありうまくいっていませんでしたがリベンジャーズ で相談したところ、自己PRでの重要なポイントや緊張してしまう時の対処法までサポートしていただけました。
結果的に自分の強みに自信を持てるようになり、志望していた企業へ入社することができました

VOICE 02

竹井さん(24歳女性)
短大卒

転職前

年収240万円

フリーター

80万円UP 80万円UP

転職後

年収320万円

オフィスワーク社員

未経験職種での転職を希望していたのですが、倍率も高く就職できるか不安でした。
ですが、リベンジャーズ で相談していくうちに、不安に感じていたことも前向きとらえられるようになり、結果スムーズに内定獲得することができました
履歴書の添削から面接対策まで入念にサポートしてくださるので転職に悩んでいる方にとてもオススメです。

VOICE 03

梅田さん(24歳男性)
中卒

転職前

年収300万円

訪問販売

150万円UP 150万円UP

転職後

年収450万円

街づくりコーディネーター

丁寧にサポートしてくれて本当に助かりました。中々内定が取れなくて悩んでいたのですが、諦めずに面接対策を行っていただいたおかげで、面接時の受け答えがスラスラとできるようになりました。
結果的に周りからも高評価の企業から内定をもらうことができました

COLUMN

COLUMN就職・転職求人情報コラム

新着就職・転職求人情報コラム

08/

06

2025

航空系のグランドスタッフ

グランドスタッフから転職事例|大手日系航空会社からマーケティング・企画会社への転職

  「海外に関わる仕事がしたい」そんな思いから大手日系航空会社に入社した伊藤さん(仮名)。 新卒で羽田空港のグランドスタッフとして働き、社内資格取得や後輩育成にも尽力してきました。   しかし、体調や将来への不安から転職を決意。現在はスタートアップ企業でマーケティング・企画を中心に、幅広い業務に携わっています。   今回は、そんな伊藤さんのリアルな転職体験を伺いました。     当社ではRevengersでは航空業界で働く方限定の転職支援サービス「テイクオフ」を展開しています! 未経験からの転職成功、年収400万円~1,000万円の転職実績多数! 航空業界経験者のキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします! テイクオフで自分に合う求人を見つける   伊藤さん(仮)の転職 ・大手日系航空会社羽田勤務旅客係員(グランドスタッフ) ↓ ・管理業務(バックオフィス)領域の変革に挑むスタートアップ企業でマーケティング・企画を担当   転職後変化 ・幅広い業務で新しい分野にも果敢に挑戦 ・フレックス制で体に無理のない働き方ができている   グランドスタッフとして忙しい日々を過ごす中、やりたい仕事ができているか、という部分に大きな不安を抱えていた伊藤さん。   活躍を重ねる現在ですが、実は転職活動中には体の不調や不安などスムーズにいくことばかりではなかったそうです。   今回は、スタートアップ企業で、マーケティング・企画の枠を超え、LP作成、ライティング、秘書業務もこなす伊藤さんに転職経験についてお話を伺いました。   「海外に関わる仕事がしたい」から始まったキャリア ーーーグランドスタッフを目指したきっかけは何でしたか?   学生時代にフィリピンやカナダへ留学した経験から、「仕事を通じて海外と関わりたい」と考えていました。 3ヶ月でも半年でも海外で働くような経験がしてみたいと思っていたんです。   また、自分自身が初めての留学に向かうとき、羽田空港を利用したことも大きなきっかけです。不安と期待が入り混じる中で見た空港スタッフの姿が印象的で、「今度は自分があの場所で誰かを送り出したい」と思うようになりました。 ーーー数ある仕事の中で、羽田空港の大手日系航空会社を選んだのはなぜでしょうか?   当時の自分のスキルや環境を踏まえると、大手日系航空会社のグランドスタッフが最も自分らしく働けそうだと感じました。海外との関わりがある仕事をしたかったので、国際線の出発・到着がある羽田空港は理想的な場所でした。   実は、客室乗務員の試験も受けていたのですが、かしこまった雰囲気が自分には少し合わないと感じていました。その点、地上で多くの人と関わりながら柔軟に対応できるグランドスタッフの仕事は、自分の性格にもフィットすると感じて志望しました。   合わせて読みたい CAからの転職事情を知りたい方はこちら   思い描いていたキャリアと現実のギャップ   ーー入社当初、どんなキャリアを思い描いていましたか?   私は語学を活かして、国際線の業務に携わることを目指していました。学生時代の留学経験を通して「将来は海外と関わる仕事がしたい」と強く思っていたので、国際線で働くことが自然な選択だと感じていたんです。 ーー実際に配属された部署はどこでしたか?   ちょうど私が入社したのがコロナ禍の真っ只中で、希望していた国際線ではなく、国内線に配属されました。国際線は大幅に便数が減り、配属自体が難しい状況だったんです。   正直、配属先を聞いた時は少しショックでした。憧れていた仕事にすぐには就けなかったという現実に、やるせなさや悔しさを感じましたね。   でも、それでも空港で働けること自体がありがたいことだと思い直し、「今与えられた環境で何ができるか」に気持ちを切り替えていきました。 ーー希望の部署ではない状況で、葛藤はありましたか?   はい。次第に「私が本当にやりたかったことって何だったんだろう?」と迷い始めました。 現場では責任ある業務も任されましたが、会社全体としてはグランドスタッフにそこまでの裁量や提案力を求めていないように感じる瞬間がありました。   日々の業務は流れ作業のようで、「歯車のひとつになっているだけなんじゃないか」と感じてしまったこともあります。自分の意思で動ける余白が少ない環境、会社を良くするための 提案をしても却下されてしまうもどかしさに、次第にモチベーションが下がっていったのを覚えています。 飛行機を飛ばす、その緊張と達成感 ーー実際に働いてみて、グラウンドスタッフの仕事で一番やりがいを感じたのはどんなことでしょうか?   飛行機を時間内に飛ばせたときに、一番やりがいを感じました。   空港では、悪天候や繁忙期には予想外のトラブルも多くありますが、CAさんやコントローラー、整備スタッフなど多くの人と連携して時間通りに飛ばせた瞬間は「チームでやりきった」と実感できました。 ーー特に印象に残っている仕事はありますか?   飛行機のドアを閉める「ドアクローズ」の業務は、特に印象に残っています。大手日系航空会社では、社内資格を持っているグランドスタッフしか担当できない仕事で、私もその資格を取得しました。   飛行機に乗るお客様を送り出し、最後に「いってらっしゃいませ」と声をかけながらドアを閉める瞬間は、特別な体験をさせていただいたな、と感じます。緊張感と同時に、大きな責任を感じる仕事でした。 ーー逆に、グランドスタッフの仕事で大変だと感じたことは、どんなことでしたか?   やはり体力的な面が一番きつかったです。シフト勤務なので、朝5時出社の日もあれば、夜中に退勤する日もあって、体のリズムはどうしても崩れてしまいます。   特に早朝勤務では、3時半には起きて用意をしないと間に合わないこともありました。   若いうちはなんとかこなせても、年齢を重ねるごとに「この働き方をあと何年続けられるだろう?」という将来への不安が大きくなっていきました。   さらに、コロナ禍で職員の数が足りない時期には、一人で複数の搭乗口を掛け持ちするような日もありました。   広い空港を走り回って対応しながら、気づけば泣いてしまっていたこともあります。「私がやりたかったことって、なんだったんだろう」そんなふうに思い悩んだ時期も正直ありました。 将来への不安、そして転職という選択 ーー転職を考えたきっかけはありますか?   年齢を重ねるごとにこの働き方をこの先も続けていけるのか、という体調面への不安が大きくなっていったことがきっかけのひとつです。シフト勤務や深夜・早朝の交代制で体への負担も大きく、このままの働き方で将来は大丈夫かな、と感じるようになりました。   さらに、経験を重ねて責任ある業務を任されるようになっても、待遇や働き方の面でそれに見合った変化があるわけではなく・・・。   「このまま何年も過ごして後悔しないだろうか?」という思いが転職を意識する大きなきっかけになりました。 ーー大手日系航空会社での仕事に未練はありましたか?   もちろんありました。同僚にも恵まれていましたし、業務自体に不満があったわけではありません。この大きな会社を抜けて本当にいいのか、という不安も。   でも、「本当に自分のやりたいことをしたい」という思いの方が強かったですね。 実は、2度目の挑戦だった転職活動 ーー実は転職活動は2回目と伺いました。最初のときはどうでしたか?   そうなんです。実は3年前にも一度、転職活動をしたことがありました。ただその時は、「とにかく今の環境から抜け出したい」というマイナスな感情が強くて。自分が何をしたいのか、どこで働きたいのか、優先順位が明確になっていなかったんです。   一度はスキルスクールにも通って、手あたり次第に挑戦してみました。でもやっぱりどれもピンとこなくて、モチベーションも下がり、体調まで崩してしまって。このままじゃだめだと、立ち止まる時間も必要だと感じました。 ーー今回の転職は、どんな気持ちで始められたのでしょうか?   2回目となる今回の転職活動では、きちんと自分と向き合って「何をやりたいか」「どう働きたいか」を整理したうえでスタートできました。   ちなみにちょっと面白い話なんですが、占いで「11月末からの転職がいい」と言われたことも背中を押してくれて(笑)。そんな小さなヒントも参考にしながら、今回は前向きな気持ちで動き出すことができました。 「分かってくれている」心強い転職のパートナー ーー会社探しの軸はどんなものでしたか?   マーケティングや広報といった職種を軸に探していました。できればリモートワークができる環境で。 当時は「東京を離れてもいいかな」と思っていたので、場所にはそこまでこだわらずに探しました。 ーー転職活動を始めた時は、最初に何をしましたか?   まずは転職エージェントに登録しました。やりたいことを見つけるためには、情報収集が必要だと感じたからです。   いきなり応募するより、まずは自分の視野を広げるところから始めようと思いました。 ーー活用されたエージェントを教えてください。   航空業界の転職に特化している「TAKEOFF(テイクオフ)」を活用しました。 SNSでたまたま広告を見かけて、「まだ本格的に転職をするわけじゃないけど、話だけ聞いてみようかな」と軽い気持ちで登録したのがきっかけです。 ーー「TAKEOFF(テイクオフ)」を利用してみて、いかがでしたか?   担当の方が航空業界に詳しく、こちらの状況や悩みをすぐに理解してくれた点が、一番よかったです。他のエージェントでは1から説明が必要でしたが、テイクオフは空港業界に詳しい担当の方に相談できるため、「わかってもらえている」という安心感がありました。   また、「すぐに転職したいわけではない」というスタンスもきちんと汲み取ってくれたのもポイントです。強引な提案などは一切なく、私のペースに合わせて進めてくれました。   やりとりも気負わずにできたので、自然と「今回はテイクオフをメインに進めよう」と思うようになりました。 ーー「TAKEOFF(テイクオフ)」以外に、エージェントは利用されましたか?   以前登録したエージェントもあったため、いくつか利用しましたが、結果的にはテイクオフで決めていただきました。   常に求人サイトなどは見るようにしていましたが、テイクオフの担当者の方が幅広く求人を提案してくれたうえに、こちらの希望や条件に合うものをしっかり選んでくれたので、安心して任せられました。 会社選びは直感だった ーー現職について教えてください。   現在は、スタートアップ企業でマーケティング・企画から、社長秘書のような仕事やLP作成、ライティング、イベント関係など、いろんな仕事に挑戦させてもらっています。 ーー今の会社を選んだ理由は何ですか?   決め手は3つでした。   1つ目は、未経験でも広報・マーケティング職に挑戦できたこと。 2つ目は、リモートワーク・フルフレックスで自由な働き方ができること。 そして一番大きかった3つ目は、社長やチームの考え方に共感できたことです。   面接で「この人たちと働きたい」と直感で思えたのが決定打でした。 ーー面接で「ここだ」と思えた決め手はなんだったのでしょうか?   スタートアップ企業だったこともあり、経営層との距離が近く、代表の想いがダイレクトに伝わってきたこと、社員を大切にしている部分です。   また、私が未経験だったことに対しても「一緒に勉強しながらやっていこう」と言ってくれたため、心から安心できました。   すぐに「TAKEOFF(テイクオフ)」の担当者さんに話をして、この会社に入りたい!という思いを伝えました。 業界特化の安心感で転職成功 ーーー転職活動中、不安はありましたか?   不安は大きかったです。そのため、転職活動中は、前の会社の同僚や仲の良い同期、家族などに相談していました。みんなで転職情報をシェアし合ったり、「この求人気になるね」なんて話したり。特に同じグランドスタッフとして働いてきた仲間との会話は心強かったです。 ーー面接の練習はされましたか?   がっちり練習したというよりは、どんな質問が来そうかを想定して、答えを自分の中でざっくり準備しておいたくらいです。「TAKEOFF(テイクオフ)」の担当の方に、想定問答を共有してもらえたので、それを参考に整理しました。 ーー面接で印象に残っていることはありますか?   面接の5分前にオンラインで入室したら、すでに代表がいらっしゃっていて驚きました。会社の事業について丁寧に説明してくださり、「まだ入っていないけど、やってみたいかどうか」といった点を中心に、フランクに話してくれたのが印象的でした。   職務経歴書の内容も評価いただいており、「しっかり書いてくれているので大丈夫です。逆に質問はありますか?」と聞かれたことで、面接というより雑談のような感覚で、非常に話しやすい雰囲気でした。   この面接を通じて、「この人たちと働きたい」という気持ちが一層強くなりました。 転職の難しさと環境の変化 ーー転職してみて、難しさを感じた部分はありますか? 新卒と違って、会社のことを詳しく知る機会が少ないというのは転職ならではの難しさだと感じました。   ただ、「TAKEOFF(テイクオフ)」の担当の方としっかりやりとりしながら会社探しができたため、そこまで大きな不安は感じませんでした。 ーー現在の仕事の環境はどうですか?   自分がどんなキャリアを築きたいのか、どの分野で専門性を伸ばしていきたいのかを、一緒に考えてくれる環境です。   3年後の目標を明確に設定し、それに向けて日々学びながら挑戦を続けられることが、大きなモチベーションになっています。 ーー今の会社に入ってから、前職と大きく違うと感じた部分は?   大きな違いは、働き方ですね。フルフレックス制なので、自分の体調や予定に合わせて働けるのが本当にありがたいです。時間の自由度が格段に上がったことで、体調管理もしやすくなりました。 グランドスタッフ経験は確かな強みになる ーー現在の仕事で、グランドスタッフ時代の経験は活かされていますか?   活かされていると思います。例えば、現在の仕事は展示会などで初対面の方と話す機会も多いのですが、空港で何百人と接客してきた経験が、今のコミュニケーション力の土台になっている、と感じます。   また、グランドスタッフ時代は分刻みのスケジュールで働いていたので、時間管理が自然と身につきました。納期を守る、段取りを立てるといった業務面での強みにもつながっています。 これから転職する人・グランドスタッフ経験者へ ーーこれから転職を考える人へメッセージをお願いします。   働きながらの転職活動は想像以上に大変です。だからこそ、「一旦立ち止まって考える時間をとってもいい」と伝えたいです。ときには、転職をやめてみる勇気も必要なんじゃないかと思っています。私自身、最初の転職活動ではそれができなくて、後悔した部分もありました。 ーーグランドスタッフとして働く方に伝えたいことはありますか?   グランドスタッフは本当に何でもやる仕事です。重い荷物を運んだり、細かな備品の補充をしたり、クレーム対応もあるし、時間に追われながら正確な業務をこなさなければなりません。   営業のように数字で成果が見えるわけではありませんが、そのぶんマルチタスク力、体力、コミュニケーション力が自然と鍛えられる仕事。タイムプレッシャーの中で責任ある判断をし続けることで、メンタルも鍛えられているはずです。だからこそ、どこへ行ってもきっと通用する力になっていると思いますよ。 今後のキャリアとメッセージ ーー今後、どんなキャリアを描いていきたいですか?   広報やPRの分野にもっと専門性を持って、「私がこの会社の広報です」と胸を張って言えるようになりたいです。今は社内で学びながら、外部とのやりとりなども全て巻き取れる存在になることを目指しています。 どんな道を選んでも、正解にするのは自分 ーー最後に、転職を迷っている方へメッセージを。   航空会社はカムバック制度もあるので、もし転職してみて違ったと思っても、戻る道もあるんです。だから、転職しないのも正解。転職するのも正解。転職して戻るのも正解なんだよと、私は転職活動中に「TAKEOFF(テイクオフ)」の担当者さんに言っていただきました。   そのおかげで、前向きに挑戦できた気がします。   とにかく「やってみようかな」と思ったら、一歩踏み出してみるのがいいと思います。選んだ道を正解にするのは、自分自身なんだと今は思っています。   当社ではRevengersでは航空業界で働く方限定の転職支援サービス「テイクオフ」を展開しています!   未経験からの転職成功、年収400万円~1,000万円の転職実績多数!   航空業界経験者のキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします!   合わせてよみたい   グランドスタッフにおすすめの転職先を知りたい方はこちら グランドスタッフのセカンドキャリアが気になる方はこちら  

07/

30

2025

高卒

14年の野球人生で鍛えた粘り強さと突破力で、不動産営業に“逆転ホームラン”!

  14年間野球一筋だった大塚大さん(22歳)。 高校時代には野球部の主力メンバーとしてチームを初の甲子園出場へ導き、その実績を買われて大学でも活躍。 しかし、体の故障により中退を決意し、就活。投資用不動産を扱う会社の営業職の内定を獲得しました。 プロ入りを目指して野球一筋の人生を歩んできた大塚さんが見つけたセカンドキャリアについてお話を伺いました。 甲子園初出場に導いた名将!夢は“プロ野球選手” 小さい頃から野球をされていたそうですね。 はい。小学1年生から始めて、大学2年の冬まで14年間ずっと野球に打ち込んできました。高校では甲子園にも出場できて、大学でも1年の春からベンチ入りしていました。ずっとプロ野球選手になるのが夢で、そこに向けて本気で取り組んでいたので、野球が生活のすべてという感覚でした。 14年間も続けられた理由は何だったのでしょうか? やっぱり野球が純粋に好きだったんです。どんなに厳しい練習でも、自分が上手くなることやチームの勝利につながると思うと頑張れました。負けず嫌いな性格もあって、結果には常にこだわっていました。  怪我でプロの夢が崩れ…それでも、這い上がった大学中退後の決意 野球一筋の人生に、転機が訪れたのはいつだったんですか? 大学2年の冬ですね。肩の故障が悪化してしまって…。さらに股関節にも痛みが出て、思うようなプレーができなくなりました。野球の実績が買われて入学した大学なので、「もうプロは無理だな」と思い知らされて、中退を決意しました。本当に悔しかったです。 プロを本気で目指していただけに、ショックも大きかったのでは? 正直、落ち込みました。でも「野球ができないから終わり」じゃないと思えたんです。もともと話すのが得意だったので、営業職なら自分の強みを活かせるかもしれないと前向きに考えました。 大学を中退するというのも大きな決断だったと思いますが、ご家族の反応はいかがでしたか? 両親とも営業の経験があって、「今は学歴より実力の時代。営業は結果がすべてだ」と背中を押してくれました!その言葉に励まされて、「自分も実力の世界で勝負してみよう!」と思えるようになりました。 ご家族の理解とサポートが力になったんですね! そうですね。家族の応援もあって、退学後はすぐに就活モードに意識を切り替えました。YouTubeで営業トークや業界の仕組みを勉強して、実際に働くイメージを掴んでいきました。営業職の中でも、不動産に強く惹かれました。  他にも不動産の営業職に惹かれた点があれば教えてください。 一番魅力を感じた点は、「稼げる」からですね。特に不動産営業は、契約を取れば取るほど収入が増える仕組みで、結果がそのまま給料にも反映されます。インセンティブの幅も大きくて、月に1件契約を取るだけで年収が倍近く変わるケースもあると聞いて、本当に夢があると思いました。 成果主義の環境に魅力を感じたんですね! はい。がんばった分だけ評価されるという点が、プロ野球とすごく似ているなと感じました。練習を積み重ねて試合で結果を出すように、営業も努力の積み重ねが数字として返ってくる。だからこそ、「この業界で挑戦したい」と思えたんです。 ご自身の性格にも合っていると感じますか? そうですね。僕は負けず嫌いなところがあるので、不動産営業職は合っていると思います。営業は初めてですが、「やった分だけ自分に返ってくる」というスタンスは、非常にしっくりきます。 企業選びの軸は、年収と働きやすさ 企業を選ぶ上で、どんなポイントを重視しましたか? 一番重視したのは、「収入面」と「働きやすさ」のバランスですね。具体的には、基本給がしっかりしていること、そしてインセンティブ制度がどれだけ明確か。実際に内定をいただいた企業は、インセンティブだけで月25万~85万円の幅があります。「契約1件で年収が大きく変わる」というのはとても夢がある世界だなと思います。 やる気次第で収入が変わるのは、モチベーションも上がりますね! はい。そしてもう一つ企業選びの軸は「職場の雰囲気や人間関係」です。福利厚生の面でいうと、住宅手当や交通費の支給はもちろん、社内イベントがある会社かどうかも大事でした。イベントがある会社は、社員同士のコミュニケーションも活発だと思ったので。やっぱり、体育会系の僕にとって、仲間意識を持てる環境で働きたかったんです。 実際に内定を決めた会社の雰囲気もご自身に合っていたんですね。 そうですね。会社の雰囲気も入社の決め手でした。選考を通じて、話しやすい社員の方々とお会いし、ここなら自然体で働けそうだと感じましたね。    2週間でスピード内定!勝因はきめ細やかな伴走 就活はどのくらいの期間で進んだんですか? 就活に使ったエージェントは「リベンジャーズ」のみだったのですが、就活開始から内定までは約2週間でした。自分でもびっくりするくらいのスピードで内定をいただくことができました! 早いですね!「リベンジャーズ」を選んだ理由は? ネットで検索していて「リベンジャーズ」を見つけたのですが、きめ細やかなサポートに魅力を感じて活用を決めました。また、担当者の飯島さんも、とても話しやすくて信頼できる方でしたし、自分の希望もしっかり聞いてくれたので、お任せすることにしたんです。 どんなサポートがありましたか? 最初の面談から企業紹介、職務経歴書や履歴書の作成まで全部やっていただきました。僕は箇条書きのメモを送っただけなんですが、それをプロの方が文章化してくれて、内容も伝わりやすくて説得力がある仕上がりになっていて感動しました! 面接対策はどうでしたか? すごく本番に近い内容でした。僕は野球のことを中心に聞かれると思っていたんですが、実際の面接では「高校時代はどんなポジションだった?」「先輩や後輩との関係で学んだことは?」のような学生生活全般を深堀する内容の質問が多かったんです。飯島さんの模擬面接でも同じような質問をもらっていたので、落ち着いて答えることができました! 実際の面接では、どのようなことをアピールしましたか? 面接では、野球部で培った忍耐力とリーダーシップをアピールしました。特に、監督から厳しく指導されながらも、チームの4番として甲子園初出場に導いたエピソードは大きく評価されました。逆境に強いメンタルが自分の武器だとうまく伝えられたと思います。 他には、どんな点が評価されましたか? 内定をいただいた企業様からは、「コミュニケーションのしやすさ」や「人柄」が決め手になったと伺いました。私は人と話すことが得意で、どんな相手とも自然に距離を縮められる自信があります。そうした点を営業職としての適性と捉えていただけたのかもしれません。 「リベンジャーズ」のソフト面でのサポートはいかがでしたか? 実務的な支援だけでなく、精神的な面でもしっかりと支えていただきました。担当の飯島さんはフランクで話しやすく、とても親身になって接してくださる方でした。連絡はすべてLINEで行っていたのですが、物理的な距離を感じさせないほど近い存在でいてくれて、本当に心強かったです。飯島さんのきめ細やかな伴走があったからこそ、迷うことなく一気に内定まで駆け抜けることができました。 就活中に不安になったことはありますか? 東京の電車が不安でしたね。乗り間違えたりしないかドキドキしました…。それ以外の不安は特に感じませんでした。気持ちはもう固まっていましたし、「自分ならできる!」と信じていましたから! 目指すは社内トップ!30歳までに自分の城を築きたい 就職を機に新たなキャリアをスタートされますが、今後の目標はありますか? まずは社内でトップセールスを取ることが直近の目標です!やっぱり営業という仕事は数字がすべてなので、結果を出してしっかり評価されたいという思いがあります。 将来の展望を聞かせてください。 将来的には、30歳までに独立して、自分の会社を持ちたいという夢があります。そのために、20代のうちに経験を積みたいですね。厳しい環境の中に身を置いて、独立に必要な力を培いたいんです。東京という競争の激しい市場でどこまで通用するか、自分の力を思いっきり試してみたいですね! 野球で養われた根気強さや勝負強さが、今後のビジネスにもつながりそうですね。 まさにそう思います。野球を通して、目標に向けてコツコツ努力すること、そして結果で評価される厳しさとやりがいを学びました。営業も同じだと考えています。最初からうまくいかないのは当然。野球と同じように、続けることが何より大事だと思っています。一歩一歩、自分の力で未来を切り拓いていきたいですね。 就活成功のカギは“視野を広げること”! 最後に、これから就活を始める同世代の方へ、メッセージをお願いします。 「やりたいことは、無理に1つに絞らなくていい」と伝えたいです。僕自身、最初はずっとプロ野球選手になることだけを考えていました。でもケガをしてその道が閉ざされたときに、「それでも自分には“話す力”がある」と思って、営業の世界に飛び込むことができました。 大事なのは、選択肢を最初から狭めないこと。僕も就活では不動産業界の中でも、投資用や賃貸仲介など、いろんなジャンルの企業を幅広く見ていました。結果、自分にフィットする会社と出会えたと思っています。だから、まずは“視野を広げて動いてみること”をおすすめしたいですね。

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30

2025

高卒

23歳、実力主義の世界で勝負したい。不動産営業で描く“独立ロードマップ”

  リユース事業の買取営業をされていた井谷さん(23歳)は、わずか3週間という短期間で複数社の内定を勝ち取り、他業種である不動産会社に入社。将来的には独立も視野に入れているという井谷さんに、転職の経緯や入社の決め手、そして就活支援サービス「リベンジャーズ」のサポートについて伺いました。   独立の夢と営業スキルへの渇望が転職の原動力に 現在のお仕事について教えてください。 不動産会社の営業部に勤務しています。具体的には、Webからお問い合わせいただいたお客様にお電話をして、面談のアポイントを取る業務です。 1日あたり200〜400件ほど電話をかけることもありますが、大きな苦労は感じていません。すでに問い合わせをいただいた方へのご連絡が中心なので、いわゆるゼロからの新規営業とは違い、お客様とのやり取りもスムーズに進む印象です。 前職はどのようなお仕事をされていましたか? 前職はリユース事業の買取営業です。アルバイト期間を経て正社員になりました。営業職としてある程度成果を出しており、入社初月で店長に昇格しました。アルバイト期間中から毎月300万円の売上を継続達成していましたね。 転職を考え始めたきっかけを教えてください。 スキルを身に付けて将来的に独立したいという思いと、前職との考え方のズレを感じたからです。 前職の経験を通じて、「ずっと雇われて働くのは自分には向いていない」と感じるようになり、自分で何かを立ち上げてみたいという気持ちが徐々に大きくなっていきました。仕事を通じて、「もっと自分の意思で動きたい」とか、「自分の裁量で仕事を進めていきたい」と思うようになりました。 また、会社との考え方にズレを感じる部分もあって、「このままここで働き続けても、自分が目指す方向とは違うかもしれない」と思いました。 この2つの理由から「今のままではダメだな」と思い、転職を決意しました。 独立に向けて、特に身につけたいと思ったスキルは何でしたか? やはり営業力ですね。どんなビジネスでも営業力は不可欠だと考えていて、それを本格的に鍛えられる環境に身を置きたいと思いました。 営業職の中でも、なぜ不動産業界を選ばれたのですか? 不動産は単価が大きい分、責任も大きい業界ですが、だからこそ活躍している方々のレベルも高いという印象があります。「上には上がいる」イメージが強く、挑戦しがいがある世界だと思いました。トップセールスのような人たちと同じフィールドで営業スキルを磨ける環境に魅力を感じていましたね。 “実力主義で結果が評価されやすい”という点も意識されたんですね。 そうですね。努力が結果に反映されやすい業界だと感じていて、その点も自分の性格に合っていると思いました。 転職を決意された際は、すぐに行動されたのでしょうか? 「転職しよう!」と思ってからすぐに行動しました。前職に在籍中に転職活動を始めました。初めての転職活動でしたし、不安がまったくなかったわけではないですね。 どの部分が特に不安でしたか? 前職の正社員としての在籍期間が2か月と短かった点ですね。企業からどう見られるか心配でした。実際に「なぜすぐ辞めたのか?」という質問は多くの面接でされましたし、「継続性がない」と思われないように、どう伝えるかは気をつけました。 その点については、転職エージェントの「リベンジャーズ」の担当者にも相談して、どう説明すればいいかを一緒に整理していきました。 「この人の下で働きたい!」が決め手に 入社を決めた不動産会社のIEGAOさんとの出会いは、どのような経緯だったのでしょうか? 「リベンジャーズ」から20社ほど紹介いただいた中のひとつが現職でした。企業選びの際は、制度や条件だけでなく、「この人と一緒に働きたい」と思える人がいるかどうかを重視していて、その観点からIEGAOさんに強く惹かれるようになりました。 面接で特に印象に残っていることはありますか? 面接官が執行役員の女性の方だったんですが、その方が本当に頼りがいのある方でしたね。僕が「成長できる環境で働きたい」とお伝えしたら、「私に任せておけば大丈夫!」「絶対いけると思うよ」と言ってくださったんです。その言葉がとても心強くて、「この人のもとで働けば、自分もスキルを身につけられる」と感じました。 “この人と一緒に働きたい”と心から感じたことが入社の決め手になったんですね。 そうですね。「この人、本当に仕事ができるんだろうな」と思いましたし、自分にとって目指せる存在だと感じました。そういう意味で、人の部分に惹かれたことが、企業選びの大きな決め手のひとつになりました。 実際に働いてみて、いかがですか? 事前に面談で聞いていた「雰囲気が良い」という印象どおりでした。僕が所属している関西の拠点では、みんなでお昼ご飯に行くようなアットホームな空気感があります。 一方で、数字に対してはしっかり向き合っていて、「やる時はやる、休む時は休む」というメリハリのある環境だと感じています。 就活は「リベンジャーズ」一本。3週間で複数内定! 転職活動は3週間というスピード感だったそうですね。 はい、だいたい3月下旬から転職活動を始めて、4月15日くらいには内定をいただいたので、だいたい3週間ほどです。今振り返るとあっという間でしたね。 かなり早い展開ですね。最初にどんな行動をされたんですか? まずネットで就職情報を探しましたね。「不動産 エージェント」とネットで検索したときに目に留まったのが「リベンジャーズ」でした。広告に「年収1000万円超えの人もいます」といった文言があって、強く惹かれましたね。不動産に強そうな印象もあって、他のサービスは使わず、「リベンジャーズ」一択で転職活動を進めました。 「リベンジャーズ」のサポート体制はいかがでしたか? すごく手厚かったです!サポートしていただいた担当の桐木さんは、不動産業界への転職支援実績が多数ある方で、業界への理解も深く、とても信頼できました。 まず最初に「なぜ転職したいのか」「どんな企業に行きたいのか」といったところを丁寧にヒアリングしてくださって、そこから20社ほどの企業を提案していただきました。 候補企業が20社もあった中で、どう絞っていったんですか? 自分なりに企業情報を見て、「ここはちょっと違うかも」と思った会社については、桐木さんに相談すると「じゃあ、そこは外しましょう」とすぐに対応してくれました。無理に押しつけられる感じが一切なくて、やり取りもすごくフラットだったので、進めやすかったですね! 「リベンジャーズ」とのやり取りはどんな方法でされていたんですか? 主にLINEでした。スマホで気軽に連絡が取れるのがありがたかったですし、当時は前職が忙しくて帰宅が遅かったんですが、夜9時以降でもZoomで面談を調整してくれて、本当に柔軟に対応してもらえました。 恐らく他のエージェントであれば終業時間外なので対応してもらえなかったと思います。僕のように夜遅くまで働きながら転職活動をしている方にとってはありがたいサポートだと思います。 特に印象に残っている「リベンジャーズ」からのアドバイスはありますか? 桐木さんから「面接は会話ですよ」という言葉をいただいたのですが、それがとても印象的でしたね。面接って緊張しがちな場面だと思うのですが、「普段どおり話せばいいんだ」と肩の力を抜いて臨むことができました。 そのおかげで、実際にIEGAOさんの面接ではすごく自然体で話すことができました。こちらからも積極的に質問をできたので、面接官の方から「どっちが面接官かわからないよ」と言われたくらいです! 他に選考に役立ったサポートがあれば教えてください。 求人票には書かれていないような補足を事前に教えていただけた点です。例えば、「この会社は新規営業が多いです」とか「若手が活躍しています」といった具体的な情報です。こうした事前情報のお陰で、企業選びの判断材料になりました。 結果的に、応募した企業すべてから内定を獲得されたそうですね。 はい、応募したのは5社ほどだったのですが、ありがたいことにすべての企業から内定をいただけました。桐木さんには「内定が出たら、今度は“選ぶ立場”になりますから」と言ってもらえて、その言葉が自信につながりましたね。 力強い言葉は励みになりますね!精神的なサポートも大きかったんですね。 はい、すごく大きかったです。桐木さんは「井谷さんなら絶対大丈夫ですよ!」と常にポジティブに励ましてくれました。実質的なサポートだけでなく、こういった前向きな言葉がけも原動力になりました。一人の就活では心細い局面もあったと思うんです。ソフト面での伴走あっての内定獲得だと思っています。 「この会社は合わないかもしれませんね」といったこともはっきり言ってくれた点もよかったですね。 「リベンジャーズ」の一番の魅力は何ですか? 一番の魅力は、柔軟な対応ですね。夜遅くでも面談をしてくれたり、気軽に相談できる環境をつくってくださったのがありがたかったです。それに、こちらの希望をよく理解したうえでアドバイスをくださるので、信頼して任せることができました。 5年後の夢は、“頼りにされるベテラン社員” 今後、どのようなキャリアを描いていきたいと考えていますか? 最終的には営業スキルを身につけて独立を目指しています。 現職では年功序列ではなく、成果を出せば早くから役職を任せてもらえる環境なので、できるだけ早い段階で支店長などのポジションに就けるよう努力したいと考えています。将来的には、管理側の立場にもチャレンジしていきたいという気持ちがあります。 5年後のキャリアビジョンをお聞かせください。 5年後には、社内でもベテランと呼ばれるような立ち位置に立っていたいですね。周囲から頼りにされる存在になっていたいですし、会社の中でも安定した成果を出し続けていたいと思っています。年収面では、できれば1,500万円〜1,900万円くらいまで目指せたらいいなと思っています。 “軸をぶらさないこと”が転職成功の秘訣! これから転職をしようとしている方に、何かアドバイスはありますか?   「軸はぶらさない方がいい」と強く思いますね。人によって「休みが大事」とか「年収を重視したい」とか、いろいろあると思うんですけど、それをちゃんと自分の中で明確にしておくことが大事だと思います。 自己分析をしっかりと、ということですね!他には何かありますか? 紹介された企業については、自分でもちゃんと調べておいたほうがいいと思います。面接だけじゃ会社の雰囲気ってなかなか分からないことも多いですし、文字情報だけでは伝わらない部分って結構あるので。 面接に苦手意識がある方も多いと思いますが、何かアドバイスはありますか?   「リベンジャーズ」の桐木さんの言葉ですが、面接は“会話”だと思えば、気が楽になると思います。僕自身、この言葉でかなり緊張がほぐれましたし、実際リラックスして臨むことができました。 あまり構えすぎずに、自分の考えていることをそのまま伝える気持ちで臨めば、面接も楽しめると思いますよ

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30

2025

航空系

CAから転職事例|自分らしい夢を描ける職場に出会えた! 大手外資系エアラインから社長秘書への転身

佐藤さん(仮名)さん(29歳)は、高校・大学時代を通じて、計19か月の留学経験を積みました。 大学卒業後、カタール航空で7年間勤務し、その後、海外展開するMaaS事業のベンチャー企業で社長秘書に転職。 多くのCA(客室乗務員)が他のエアラインへ転職する中、彼女は社長秘書という新たな道へ果敢に挑戦しました。 華麗な転身を遂げた一方で、転職までには多くの葛藤や不安もあったそうです。 今回は、社長の右腕として活躍する佐藤(仮名)さんに、転職経験についてお話を伺いました。   当社ではRevengersでは航空業界で働く方限定の転職支援サービス「テイクオフ」を展開しています! 未経験からの転職成功、年収400万円~1,000万円の転職実績多数! 航空業界経験者のキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします! テイクオフで自分に合う求人を見つける       自然と抱いた空への憧れ ーー新卒時にCA(客室乗務員)を志望された理由は何ですか? 私がCA(客室乗務員)を目指した理由は大きく2つあります。 まず、これまでの高校・大学での学びや海外留学を通じて英語力を磨いてきたため、語学を活かせる職業として魅力を感じたことです。もちろん、大使館など他にも選択肢はありましたが、私がCA(客室乗務員)を選んだ理由は、幼い頃から飛行機に対する憧れがあったからです。 もう一つは、飛行機は私にとって非常に身近な存在だったことです。叔父がパイロットであったり、母方が貿易会社を経営しておりセスナを所有していたりしたこともあり、子供の頃から「飛行機って、いいな。素敵だな」と自然と感じていましたね。 こうした背景が、自然とCA(客室乗務員)という道を選ぶ原動力となりました! ーー新卒で入社した航空会社はどちらでしょうか? カタール航空です。 カタール航空と言えば、英国のスカイトラックス社主催の「World Airline Awards」で史上7度目の総合世界1位に輝いた世界的なエアラインですよね!やはり第一志望だったんですか? いいえ、本当はエミレーツ航空に行きたかったんです。でも、当時はエミレーツ航空の採用がなかったので、結果的にカタール航空を受験することにしました。当時、カタール航空の採用は非常に難しいと言われていましたが、一か八か挑戦してみたんです! ーー実際に受験されてどうでしたか? 英語のスキルチェック、グループディスカッション、そして細かいスキンチェックなど、聞いていた通り、カタール航空ならではの厳しい選考がありました。特にスキンチェックは厳しかったですね。不合格ならその場で退場、合格なら次に進むというルールで、朝から晩までの長丁場の選考に臨みました。 当初は、不合格になる覚悟で臨んでいたのですが、とんとん拍子に選考が進み、気がつけば内定をいただくことができました。 お客様の「ありがとう!」がやりがい ーー実際に働かれて、どんな部分にやりがいを感じられましたか? お客様から「ありがとう」という感謝の言葉をいただいた瞬間に、大きなやりがいを感じましたね! また、自分が実際に見たり感じたりした「世界のリアル」を、日本にいる両親や友人に伝えられることも、とても嬉しかったです。例えば、忙しくて海外旅行に行く余裕がない友人が、私のInstagramを見て「まるで自分が海外に行ったかのような気分になる!」と言ってくれた時は、CA(客室乗務員)として働いてよかったと心から思いましたね。 月135時間のフライト、自分をいたわる時間がない… ーーカタール航空には何年お勤めされましたか? 7年間勤めました。小型機では責任者としての役割を任されるなど、貴重な経験を積むことができました。 ーー責任あるポジションでやりがいを感じながらも、転職を考えた理由は何ですか? 激務による体調管理の難しさと、年齢的なリミットが大きな理由です。 当時は月135時間ものフライトをこなしており、これは他のアジア系エアラインの倍以上の勤務時間に相当します。時差ボケや体調不良にもかかわらず、無理をして働く日々で、自分自身を大切にする時間がほとんどありませんでした。 実際、40歳や50歳の先輩もいましたが、健康状態は芳しくなかったのを覚えています。もちろん、キャリアも大切ですが、私は「健康があってこそ仕事ができる」と考えています。 また、私は元々CA(客室乗務員)になる前から「CA(客室乗務員)は若いうちに就く仕事」という認識があったんです。そのため、転職のタイミングが来たと感じ、決断しました。 ーー他に転職を後押しする要因はありましたか? はい。機内でPCを広げて仕事をしているビジネスマンの方をよく見かけました。その姿を見た時、憧れを感じる一方で、「私はここで一体何をしているんだろう?」といった焦りも覚えました。この環境で、「果たして自分は何のために働いているのか、本当に自分の道を歩んでいるのだろうか」と、ふと自問する瞬間でした。 ーー転職活動を始める際、不安はありましたか? はい、とても不安でした。一般的にCA(客室乗務員)は、他のエアラインへの転職が多いんです。私は全く異なる業種に挑戦しようと思っていたため、転職できるかとても不安でしたね。 自分の可能性を広げられる仕事に転職したい ーー会社探しの軸となったのは、どのような要素でしたか? 私が会社探しの軸にしたのは、単に事務や秘書という枠にとどまらず、幅広い業務に挑戦できる環境であることでした。将来、いろいろなスキルを磨きながら成長していける職場を求めていました。 ーー転職活動を始めた時、最初に何をされましたか? まずは自己分析とエージェント探しをしました。異業種への転職を考えていたので、転職市場や選考対策を詳しく知るために、プロのサポートが必要だと感じたんです。 ーー活用されたエージェントを教えてください。 私が選んだのは、航空業界の転職に特化している「TAKEOFF(テイクオフ)」です。ネットで検索している時に、「空港業界に強みがある」という特徴が目に留まり、CA(客室乗務員)経験を活かせる転職先を幅広く提案してくれそうだと感じました。実際に話を聞いてみると、転職市場や選考のポイントについて詳しくアドバイスをもらえ、「ここなら安心して任せられる」と確信しましたね。 ーー「TAKEOFF(テイクオフ)」以外に、エージェントは利用されましたか? はい、いくつか登録しましたが、最終的には利用しませんでした。主な理由は、求人の内容が私の求める「業務の幅の広さ」と合わなかったためです。例えば、カスタマーサービスやコンシェルジュ、事務など、職種が限定された求人が多く、選択肢が狭いと感じました。 また、CA(客室乗務員)という職種上、一部のエージェントではサイトの規定により利用できないケースもありました。 きめ細やかな伴走が転職成功のカギだった ーー「TAKEOFF(テイクオフ)」を活用して良かった点は何ですか? 「TAKEOFF(テイクオフ)」を選んで良かったのは、まず面接時間の調整がとても柔軟だったことです。不規則なシフトの中で転職活動を進めるのは本当に大変でしたが、担当者が私の勤務状況に合わせて面接日程を細かく調整してくれたので、安心して面接に臨むことができました。とても心強いサポートでしたね。 ーー他にもよかった点があったら教えてください。 温かい声掛けがとてもありがたかったです!初めての転職で、しかも他業種に挑戦するという不安が大きく、担当者の方に「私、本当に転職できるでしょうか?」と、つい本音を漏らしたこともありました。でも、そのたびに温かい励ましの言葉をいただき、そのおかげで前向きな気持ちで内定獲得まで走り続けられました! ーーきめ細やかな事務的なサポートだけでなく、温かい声掛けも佐藤さんの支えになっていたんですね! そうですね!転職活動を始めた当初、具体的にやりたいことが定まっていなかった私に対し、本当に真摯に寄り添ってサポートしてくれました。「TAKEOFF(テイクオフ)」の担当者の方は、私の不安や期待を丁寧に受け止めながら、最適なアドバイスを提供してくれ、その結果、自分にぴったりの道を見つける手助けをしてくれました。まさに、一から一緒に作り上げてくれた感じです。 ーー転職活動を振り返って、一番大変だった点は何ですか? やはり、時間の調整です。CA(客室乗務員)の仕事は勤務時間が不規則なため、面接などの指定された時間に合わせるのがとても難しかったです。 ーー海外で働きながらの転職活動は、より時間調整が大変そうですね。 はい。最終面接では社長と直接お会いする予定でしたが、スケジュールが合わず叶いませんでした。 しかし幸運にも、社長がアブダビとドバイに出張されていて、ちょうどドーハにいた私とタイミングが合い、アブダビで面会することができました。そこでざっくばらんに色々なお話をすることができ、入社前に抱えていた不安もだいぶ払拭されました。 実際にお会いすることで、社長の気さくな人柄を知ることができ、自然と距離が縮まりましたね! 恐らく、多くの方が「社長」というと話しにくかったり、距離を感じてしまう存在だと思います。でも、私と社長の関係はそういった堅苦しいものではなく、とてもフラットで、何でもストレートに話せる関係なんです。 例えば、最近のエピソードですが、社長がアブダビに出張に行くことになった際、私が「お土産にデーツがほしいです!」と冗談交じりにお願いしたら、本当に買ってきてくださったんですよ!今の会社に入社してまだ1か月ですが、こんな風に気軽にコミュニケーションが取れる関係性に、とても感謝しています。 上司や同僚に応援されながらデスクワークにも挑戦!   ーー現職について教えてください。 現在は、MaaS事業で海外に事業展開しているベンチャー企業の社長秘書を務めています。社内では私が一人で秘書業務全般を担当しており、電話対応、資料作成、さらには海外の方とのミーティングに参加して意見を述べるなど、幅広い業務に携わっています。 ーーCA(客室乗務員)時代に機内でPCを広げて仕事をしている、輝いて見えるビジネスマンの姿をよく目にされていたと伺いましたが、現在の佐藤さんも、そのイメージにかなり近いですね! え、本当ですか?でも、現職は私にとって本当に未知の世界なんです。毎日、新しい業務に取り組む中で頭をフル回転させながら、試行錯誤の日々を送っていますね! ーー具体的に今はどんな業務をされていますか? 今は、政府関係のプロジェクトに携わっていて、主にその資料作成を任されています。社長からパワーポイントの参考書をいただき、それを頼りに日々勉強しながら業務に取り組んでいるんです。 ーーCA(客室乗務員)時代とは違い、現職ではデスクワークが中心になると思いますが、事務作業で困ることはありますか? はい、困ることは多々あります。学生時代にもPCは使っていましたし、基本的な操作は問題ないんですが、実際の業務で求められるスキルとなると、まだまだ足りていない部分が多いですね。例えば、エクセルなどを使うシーンが多いのですが、どうしても自分だけでは解決できない場合は、同僚や上司に積極的に質問して、解決策を探しています。 ーー同僚の皆さんも快くサポートしてくださるんですね! そうですね。皆さんがとても優しく、いろいろと親身にアドバイスしてくださるので、とても感謝しています。ミスをしても感情的に怒られることはなく、穏やかに指摘してもらえるので、安心して成長できる環境です。私が「もっと言ってください!」とお願いすることもあるほどです! ーー前職とのギャップは大きいですか? はい、かなり大きいです。仕事内容はもちろんですが、職場の男女比も大きな違いがありますね。現在の会社は男性が約9割、女性が1割という環境で、CA(客室乗務員)時代とは正反対です。そのため、すべてがギャップだらけで新鮮ですね! ーー秘書の仕事で、CA(客室乗務員)時代の経験がどのように生かされていると感じますか? CA(客室乗務員)時代に培った「人を読む力」が大いに役立っていると感じています。短い時間で相手の表情や言動から、「この方はどんな方なんだろう」とか「こういう意図で話されているのかな」と感じ取ることが自然とできます。このスキルが秘書業務において、非常に生かされていると思っていますね。 ーー相手のニーズを把握する力は、秘書として非常に大切なスキルですよね。現職で「楽しい!」と感じる瞬間はどんな時ですか? 社内外の方々と、何気ない会話を楽しんでいる時が一番楽しいですね。事務作業の中で、「この方はどんなことを考えているんだろう?」とか、相手の考えや気持ちに触れる時間がとても刺激的です。 バックオフィスの方々と何気ないおしゃべりを交わす時間は、日々の活力になっていますね。CA(客室乗務員)時代は、現職のように一人の方と一対一でじっくり話す機会があまりなかったのでとても新鮮に感じていますね。 冗談を言い合いながら笑い合える、和気あいあいとした雰囲気がとても心地よいです! 憧れの「普通の生活」がついに実現!   ーー現職に転職して、体への負担は軽くなりましたか? はい、かなり軽くなりました。もちろん時差に悩まされることもなくなりましたし、土日休みになり、生活リズムが整ったので、体が本当に楽になりましたね。CA(客室乗務員)時代は激務でいつもピリピリしていました。今は自分のやりたいことにしっかり取り組めるようになって、本当に嬉しいです! ーー休日はどんな風に過ごされていますか? 例えば、お散歩とかですね。とてもありきたりな過ごし方かもしれませんが、CA(客室乗務員)時代はフライト中心の忙しい生活で、こういった普通の休日を過ごす余裕がなかったんです。 ーーCA(客室乗務員)というと、キラキラしてるイメージが強いですが、普通の生活を諦めなければいけないシーンも多々あるんですね。 そうですね。CA(客室乗務員)としての生活は、華やかなイメージとは裏腹に、常に忙しくフライトに追われる毎日でした。だからこそ、以前から「普通の暮らし」への憧れがずっとありました。今は、家でゆったり過ごしたり、休日に散歩を楽しんだり、そんなささやかな幸せを噛みしめています。 ーー休日は他にどのように過ごされていますか? 休日は、業務に必要なスキルを磨くための勉強にも時間を割いています。CA(客室乗務員)としての経験だけでは、パソコンスキルが十分ではなく、現職で戸惑うことも多いので、少しでも前に進むために、なるべく勉強の時間を確保するように心がけています。新しい知識を身につけるたびに自分の成長を実感できるのが、とても嬉しいですね! 将来のビジョンを自由に描ける職場に出会えた! ーー心と体がゆっくり休める時間ができたからこそ、スキルアップにも挑戦できるようになったんですね。今後の展望をお聞かせください。 現状は社長秘書として日々の業務に取り組んでいますが、将来的には人事関連の業務にも挑戦してみたいと思っています。 実際、上司ともこのキャリアプランを共有しており、海外からの求人があった際には、その選考に参加する機会もいただいています。これからも幅広い業務に触れながら、自分自身を成長させ、会社に貢献していきたいと考えています。 「悩むより、まず行動!」が転職への近道 ーー将来のビジョンが描ける職場環境なんですね!最後に、CA(客室乗務員)の経験しかないけど、他業種への転職ができるかどうか悩んでいる方に、どんなアドバイスがありますか? あれこれ悩むよりも、まずは行動してみることが大事だということをお伝えしたいですね!実は、私も7年間CA(客室乗務員)として働いている間に「転職したい」という気持ちはあったものの、何から始めればいいのか分からず、なかなか一歩を踏み出せなかった経験があります。 慣れた環境に留まるのは楽ですが、理想の未来を手に入れるためには、怖くても挑戦することが必要です。まずは、情報を集めたり、転職エージェントに相談したりして、小さな一歩を踏み出すことから始めてみると良いと思います!     当社ではRevengersでは航空業界で働く方限定の転職支援サービス「テイクオフ」を展開しています! 未経験からの転職成功、年収400万円~1,000万円の転職実績多数! 航空業界経験者のキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします! テイクオフで自分に合う求人を見つける 合わせて読みたい グランドスタッフからの転職について知りたい方はこちら CA(客室乗務員)からの転職について知りたい方はこちら 「客室乗務員(CA)」のセカンドキャリアについて詳しく知りたい方はこちら グランドスタッフのセカンドキャリアについて詳しく知りたい方はこちら   この記事の監修者はこちら 飯田将広 詳しいプロフィール 高校卒業後、某大手靴販売店にて靴・アパレルの販売を経験。 3年間働き、アメリカへ語学留学。2年目に現地のカレッジに入学し、経営学とマーケティングを専攻。 1年後に興味のあったスペイン語を学びに、南米コロンビアに10ヶ月間留学。 帰国後、エージェントからの紹介で2017年3月に不動産ベンチャーに入社。 投資用のアパート、マンションの買取再販の営業やいくつかの新規事業の立ち上げに携わり、2018年の5月より開始した人材紹介事業が軌道に乗り、法人化するタイミングで転籍。 その後、大阪支社の責任者として大阪へ赴任して支社の立ち上げに従事し、2020年7月末で退職。 2020年8月に株式会社Revengersを設立。これまで約3000人以上の方のキャリア相談に乗る

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2025

高卒

フリーランスでも再就職は難しくない!正社員転職の成功事例を徹底解説

「フリーランスから正社員に戻れるのだろうか...」 この疑問を抱えている方は少なくありません。かつては「一度フリーランスになると正社員復帰は難しい」という固定観念が存在していました。しかし、近年の労働市場は大きく変化しています。 実は今、企業側の採用トレンドは「即戦力人材の獲得」にシフトしており、フリーランス経験者は市場価値の高い人材として注目されているのです。 本記事では、フリーランスから正社員への転職を成功させるためのノウハウを、実際の成功事例や転職市場の最新動向を交えて徹底解説します。   年収400万円~1,000万円の転職実績多数! Revengersは高卒・中卒の方限定の転職支援サービスを展開しています! 年間1000人以上の転職支援を実施するキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします! 簡単30秒!ご登録して求人情報を受け取ろう この記事の執筆者はこちら 飯田将広 詳しいプロフィール 高校卒業後、某大手靴販売店にて靴・アパレルの販売を経験。 3年間働き、アメリカへ語学留学。2年目に現地のカレッジに入学し、経営学とマーケティングを専攻。 1年後に興味のあったスペイン語を学びに、南米コロンビアに10ヶ月間留学。 帰国後、エージェントからの紹介で2017年3月に不動産ベンチャーに入社。 投資用のアパート、マンションの買取再販の営業やいくつかの新規事業の立ち上げに携わり、2018年の5月より開始した人材紹介事業が軌道に乗り、法人化するタイミングで転籍。 その後、大阪支社の責任者として大阪へ赴任して支社の立ち上げに従事し、2020年7月末で退職。 2020年8月に株式会社Revengersを設立。これまで約3000人以上の方のキャリア相談に乗る。 あわせてこちらの記事もご覧ください。   業務委託から正社員になるには?実例や転身する為のポイント フリーランスから正社員になるには?転職を成功させる方法を徹底解説   フリーランスから正社員へ転身できる理由とは? 「フリーランスをしていると正社員への道が閉ざされる」と考えていませんか?それは大きな誤解です。現在の採用市場では、むしろフリーランス経験は強みになると言えます。なぜ企業がフリーランス経験者を積極的に採用しているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。 企業は"即戦力"を求めている 現代の企業が直面する最大の課題の一つが「人材不足」です。少子高齢化による労働人口の減少、急速なデジタル化によるITスキル人材の不足など、あらゆる業界で人材獲得競争が激化しています。 このような状況下で企業が求めているのは、採用後すぐに成果を出せる「即戦力」です。フリーランスとして活動してきた方々は、以下のような点で即戦力として高く評価されます: 自己管理能力の高さ:フリーランスは自分でスケジュール管理や納期管理を行う必要があるため、自律性が高い傾向があります。 専門性の深さ:特定分野に特化してサービスを提供してきた経験は、専門知識やスキルの証明になります。 問題解決能力:様々なクライアントの課題に対応してきた経験から、柔軟な発想力や問題解決能力が培われています。 コミュニケーション力:クライアントと直接やり取りしてきた経験は、社内外のコミュニケーション能力の高さを示します。 35歳のウェブデザイナーAさんの例を見てみましょう。フリーランスとして5年間活動した後、大手ECサイト運営企業に転職したAさん。採用担当者からは「制作スキルだけでなく、クライアントとの折衝経験や提案力が評価された」と言われました。企業側にとって、すでに実践的なスキルを持つ人材は、教育コストを抑えられるメリットがあるのです。 プロジェクト実績は強力なアピール材料 フリーランスとして携わってきたプロジェクト実績は、あなたのスキルを証明する最も強力な武器です。特に以下のような実績は、正社員採用において大きなアドバンテージとなります: 大手企業との取引経験:有名企業やブランドとの仕事は、あなたの信頼性を高めます。 長期プロジェクト経験:長期間にわたるプロジェクト管理経験は、継続力や責任感をアピールできます。 課題解決の事例:クライアントの難しい要望や課題をどのように解決したかの具体例は、あなたの問題解決能力を示します。 チームでの協働経験:他のフリーランサーや企業スタッフとの協働プロジェクトは、チームワーク能力の証明になります。 フリーランスのシステムエンジニアとして活動していたBさん(42歳)は、金融系システム開発の経験を活かし、大手金融機関のIT部門へ転職に成功しました。「フリーランス時代に複数の金融システム開発に携わった経験が、専門性の証明になった」とBさんは語ります。 フリーランスならではの多様な経験や、様々な環境での業務経験は、正社員採用において他の候補者との差別化ポイントになるのです。 「なぜ正社員へ?」――動機づけがカギ フリーランスから正社員への転職において、企業が最も気にするポイントの一つが「なぜフリーランスから正社員に戻りたいのか」という動機です。この質問の回答次第で、採用担当者のあなたに対する印象が大きく変わります。 以下のような明確で前向きな理由を持っていると、好印象を与えられるでしょう: キャリアアップへの意欲:「より大規模なプロジェクトに携わりたい」「組織の中でスキルを活かして成長したい」など チーム志向:「チームで協力して大きな成果を出す喜びを求めている」「多様な専門家と協働して新しい価値を生み出したい」など 長期的なビジョン:「この業界で長期的にキャリアを築きたい」「会社のビジョンに共感し、その実現に貢献したい」など ITコンサルタントとしてフリーランスを5年経験したCさん(38歳)は、「フリーランスでは経験できない組織全体のDX推進に携わりたい」という明確なビジョンを持って転職活動を行い、大手メーカーのDX推進部門への転職に成功しました。 「なぜ正社員になりたいのか」という問いに対する答えが、単に「安定」や「収入保証」だけでは不十分です。あなたのキャリアにおける前向きな選択として正社員を選ぶ理由を明確に伝えることが重要です。 採用担当者がチェックする4つの評価ポイント 採用担当者は、フリーランス経験者を正社員として採用する際、どのような点を重視しているのでしょうか。フリーランスから正社員への転職を成功させるためには、採用側の視点を理解することが重要です。ここでは、採用担当者が特に注目する4つの評価ポイントについて解説します。 これまで手掛けたプロジェクトの内容 採用担当者が最も重視するのが、あなたがこれまで手掛けてきたプロジェクトの内容です。以下の点について詳しく見られることを意識しておきましょう: プロジェクトの規模:予算規模や関わった人数、期間などから、あなたが担当できる業務の範囲を判断します。 プロジェクトの難易度:技術的に難しい案件や複雑な要件の案件を手掛けた経験は、あなたのスキルレベルを示します。 担当した役割:プロジェクト内でどのような役割(リーダー、メンバー、アドバイザーなど)を担ったのかが問われます。 業界・分野の専門性:特定の業界や分野に特化した経験があれば、その業界知識も評価されます。 例えば、Webデザイナーとしてフリーランスを続けてきたDさん(36歳)は、「BtoB向けSaaSプロダクトのUI/UXデザイン」という特定分野での実績を詳細に伝えることで、SaaS企業のデザイン部門への転職に成功しました。「私のポートフォリオを見た採用担当者から『まさに求めていた経験だ』と言われた」とDさんは語ります。 採用担当者は、あなたのプロジェクト経験が自社の業務にどう活かせるかを見極めようとしています。自分の経験を企業のニーズに合わせて整理し、アピールすることが重要です。 プロジェクトで生み出した成果・数値 フリーランスとして活動してきた実績を、具体的な成果や数値で示せるかどうかも重要なチェックポイントです。抽象的な自己PRよりも、以下のような具体的な実績の方が説得力があります: 売上・収益への貢献:「制作したランディングページのコンバージョン率が前年比150%に向上」など コスト削減:「新システム導入により業務工数を30%削減」など ユーザー評価:「リニューアルしたアプリの満足度評価が4.2点から4.8点に上昇」など 業務効率化:「導入した業務プロセスにより作業時間が40%短縮」など マーケティングコンサルタントとしてフリーランスで活動していたEさん(40歳)は、「手掛けたWebマーケティング施策で月間売上30%増加を実現」「SNS運用改善で engagement率を5倍に向上」などの数値実績を示すことで、大手ECサイトのマーケティング部門への転職を成功させました。 採用担当者が見ているのは、あなたが「何をしたか」ではなく「何を実現したか」です。成果を数値化することで、あなたの貢献度が明確になり、企業にとっての価値が伝わりやすくなります。 正社員転職を志望する具体的な理由 前述したように、「なぜフリーランスから正社員に戻りたいのか」という点は、採用担当者が非常に気にするポイントです。以下のような視点から志望理由を整理しておきましょう: 企業文化との共感:「御社の〇〇という理念に共感し、その実現に貢献したい」 キャリアビジョン:「〇〇の分野でより専門性を高め、将来的には〇〇のようなキャリアを築きたい」 組織での価値創出:「フリーランスの経験を活かしつつ、組織の一員として新たな価値を創出したい」 相互成長:「会社と共に成長し、長期的に貢献していきたい」 プログラマーとしてフリーランスを7年経験したFさん(34歳)は、「個人では限界があるAI技術の研究開発に組織の一員として取り組みたい」という理由を明確に伝え、研究開発型IT企業への転職に成功しました。「志望動機のインタビューでは、特に時間をかけて質問された。私のビジョンと会社のビジョンの一致点を伝えることができたのが決め手だった」とFさんは振り返ります。 採用担当者は、あなたが単に「安定を求めている」だけでなく、会社と共に成長し、長期的に貢献する意志があるかどうかを確認しています。 再び独立しないかどうかの見極め 採用担当者が最も懸念するリスクの一つが、「採用したフリーランス経験者がすぐに辞めて再び独立してしまうのではないか」という点です。この懸念を払拭するために、以下のような点をアピールすることが効果的です: 長期的なキャリアプラン:組織内でどのようにキャリアを構築したいかを明確に伝える 組織での価値観:「チームで成し遂げる達成感」「組織の一員としての貢献」などの価値観を示す フリーランス経験から学んだこと:「フリーランスの経験から、組織の中でこそ実現できることがあると気づいた」など 安定志向への変化:ライフステージの変化(結婚、出産など)による価値観の変化を正直に伝える 広告クリエイターとしてフリーランスを続けてきたGさん(39歳)は、「フリーランスで培った即応力と、会社組織ならではの総合力を掛け合わせて新たな価値を創造したい」という想いを伝え、広告代理店のクリエイティブディレクターとして採用されました。「面接では『なぜまた独立しないと言い切れるのか』という質問に対し、『フリーランスの限界と組織の可能性の両方を知っているからこそ、今は組織で力を発揮したい』と答えた」とGさんは話します。 採用担当者は、あなたがフリーランスとしての自由な働き方と正社員としての安定した働き方をしっかりと比較検討した上で、正社員を選択していることを確認したいのです。 フリーランスから正社員へ――転職理由の代表例5選 フリーランスから正社員への転職を検討する理由は人それぞれですが、多くの方に共通する典型的な理由があります。ここでは、実際の転職成功者の事例から、フリーランスから正社員へ転身する代表的な5つの理由を紹介します。自分の状況に近いものを参考にして、転職活動の方向性を考えるヒントにしてください。 結婚・出産などライフステージの変化 ライフステージの変化は、働き方を見直すきっかけになることが多いです。特に以下のような状況では、フリーランスから正社員への転身を考える方が増えています: 結婚による生活の安定志向:パートナーとの生活設計を考える中で、収入の安定性を重視するようになる 住宅ローン検討:マイホーム購入に向けて、安定した収入証明が必要になる 出産・子育て:育児休暇や子育て支援制度などの福利厚生を活用したい 将来設計の変化:長期的なライフプランを考え直すきっかけになる グラフィックデザイナーとしてフリーランスを6年続けたHさん(32歳)は、結婚を機に正社員への転職を決意しました。「フリーランスでは収入の波があり、共働きで家庭を持つにはリスクが大きいと感じた。特に住宅ローンの審査を考えると、安定した雇用形態が必要だと思った」と振り返ります。Hさんは、フリーランス時代の主要クライアントだった企業に正社員として転職し、ワークライフバランスを保ちながらキャリアを継続しています。 ライフステージの変化による転職は、単なる「安定志向」ではなく、「新たなライフステージでより充実したキャリアを築くための選択」として前向きに伝えることが大切です。 子育て・介護が落ち着き復職を検討 一時的にフリーランスを選択した後、家庭の状況が変化したことで正社員復帰を目指すケースも増えています: 子育てが一段落:子どもの成長に伴い、より安定した就業形態でキャリアを再構築したい 介護状況の変化:家族の介護のためにフリーランスを選んだが、状況が変わり正社員復帰を検討 時間的余裕の増加:家庭の状況が落ち着き、フルタイムでの就業が可能になった キャリア再構築への意欲:ブランクを経て、改めて組織の中でキャリアを築きたいと考えるようになった 子育てのためにフリーランスのライターとして在宅で働いていたIさん(41歳)は、子どもが中学生になったのを機に、出版社の編集者として正社員復帰しました。「子育てとの両立のためにフリーランスを選択したが、子どもが自立してきたことで、再び組織の中で編集のスキルを活かしたいと思った。フリーランス時代に培った効率的な働き方が、正社員としても活きている」とIさんは語ります。 このケースでは、フリーランス期間中も継続してスキルアップを図っていたことや、時間管理能力が向上したことなど、ポジティブな変化をアピールすることが効果的です。 収入減で生活を安定させたい フリーランスを続ける中で収入の不安定さや減少を経験し、安定した収入を求めて正社員を志望するケースも少なくありません: 景気変動の影響:経済状況の変化により、フリーランスへの発注が減少する 業界の構造変化:技術革新やニーズの変化により、専門分野の仕事が減少する 単価の下落:競争激化により単価が下がり、収入維持が難しくなる 長期的な収入計画:将来の安定(老後など)を見据えて収入基盤を固めたい Webエンジニアとしてフリーランスを続けてきたJさん(37歳)は、クラウドソーシングの普及による単価下落を経験し、SaaS企業のエンジニアとして正社員転職しました。「フリーランスだった頃は自由度が高かったが、近年は単価競争が激しくなり、高品質な仕事を提供しても適正な対価を得るのが難しくなった。正社員になることで収入の安定だけでなく、最新技術に触れる機会も増えた」とJさんは話します。 収入の安定を理由に転職する場合は、単に「安定が欲しい」と伝えるのではなく、「安定した環境でより高い価値を生み出したい」という前向きな姿勢をアピールすることが重要です。 キャリアアップやスキル拡張を図りたい フリーランスでは経験できない成長機会を求めて、正社員への転身を選ぶケースも多くみられます: 専門性の深化:特定分野により深く特化したスキルを身につけたい マネジメント経験:チームやプロジェクト管理のスキルを習得したい 新規分野へのチャレンジ:隣接領域や新技術へのキャリア拡張を図りたい 組織的な成長環境:研修や教育制度を活用した体系的なスキルアップを目指す マーケティングコンサルタントとしてフリーランスで5年活動したKさん(33歳)は、デジタルマーケティング企業のチームリーダーとして転職しました。「フリーランスでは個人としての専門性は高められたが、大規模なチーム運営やプロジェクト管理の経験を積むことが難しかった。正社員になることで、個人の枠を超えたスキルアップが可能になった」とKさんは成功の理由を説明します。 キャリアアップを理由とする場合、フリーランスでは実現できない具体的な成長イメージを明確に伝えることが、採用担当者の共感を得るポイントです。 チームで協働し大規模案件に挑みたい 個人で対応できる案件の規模や範囲に限界を感じ、チームの一員としてより大きなプロジェクトに携わりたいという理由も増えています: 大規模プロジェクトへの参画:一人では受けられない大型案件に挑戦したい チームシナジーの追求:様々な専門家との協働により新たな価値を創出したい 組織的な成果への貢献:個人の成果を超えた大きな社会的インパクトを生み出したい チーム内での相互成長:メンバー間の刺激によるスキルアップを目指す アプリ開発者としてフリーランスで活動していたLさん(36歳)は、IT企業の開発部門へ転職し、現在はプロジェクトマネージャーとして活躍しています。「フリーランスでは自分一人でできる範囲に限界があり、大規模なプロダクト開発には参加できなかった。組織に入ることで、多様なスキルを持つ仲間と共に、社会的インパクトのある製品開発に携われるようになった」とLさんは転職の理由を語ります。 こうした理由は、個人としての成長だけでなく、組織への貢献意欲も示しているため、採用担当者に好印象を与えることが多いです。 転職成功率を高める4つのコツ フリーランスから正社員への転職を成功させるためには、戦略的なアプローチが必要です。ここでは、実際に転職に成功した方々の体験から導き出した、成功率を高めるための4つのコツを紹介します。これらのポイントを押さえて、効果的な転職活動を展開しましょう。 過去案件を棚卸しして実績を整理 フリーランスとして手掛けてきた案件の「量」ではなく「質」にフォーカスして、自分の強みが最も発揮された案件を整理することが重要です: ポートフォリオの厳選:数より質を重視し、自己PRにつながる代表的な案件を選ぶ 案件別の役割明確化:各プロジェクトでどのような役割を担い、どのようなスキルを発揮したかを整理 時系列での成長過程:案件を通じてどのようにスキルが向上したかを示す 業界・分野別の整理:自分の専門性がどの業界・分野で発揮されたかを分類する Webディレクターとしてフリーランスで活動していたMさん(35歳)は、過去5年間の全案件を「業界別」「規模別」「役割別」に分類し、自分の強みが「BtoB向けサービスサイトの立ち上げ期のディレクション」にあることを発見。その強みを活かせる企業に的を絞った転職活動を行い、3ヶ月で希望する企業への転職に成功しました。 「転職活動を始める前に、自分自身のキャリアの棚卸しをしっかり行うことで、応募先企業の選定や面接での自己PRが明確になった」とMさんは語ります。自分の強みを客観的に分析し、それを最大限に活かせる職場を選ぶことが成功の第一歩です。 実績を数値で示し成果を可視化 フリーランスとしての実績を「感覚的」ではなく「具体的な数値」で示すことで、あなたの貢献度が明確になります: ビジネスインパクトの数値化:売上向上、コスト削減、効率化などの成果を%や金額で示す プロジェクト規模の具体化:予算規模、関わった人数、期間などを明示する クライアント満足度の数値:リピート率、継続期間、評価スコアなどを示す スキル証明の数値:資格取得、スキル評価テストのスコア、研修受講時間など コンテンツマーケターとしてフリーランスを続けてきたNさん(38歳)は、「制作したブログ記事でオーガニック流入30%増加」「メールマーケティング施策でCVR15%改善」など、具体的な数値実績をレジュメに記載。面接では「どのような戦略でその数値を達成したのか」を詳細に説明することで、マーケティング部門への転職に成功しました。 「数値化することで、自分自身のスキルに自信を持てただけでなく、面接官にも説得力をもって実績をアピールできた」とNさんは成功の秘訣を語ります。曖昧な表現ではなく、具体的な数字で自分の価値を示すことが、転職活動では重要です。 正社員志望の動機を言語化・深掘り 「なぜフリーランスから正社員になりたいのか」という問いへの答えを深く掘り下げ、説得力のある志望動機を準備することが重要です: 自己分析の徹底:なぜ今、正社員を目指すのか、本音の部分も含めて自己分析する 企業文化との接点:自分の価値観と志望企業の企業文化がどう合致するかを考える 長期的なビジョン:正社員としてどのようなキャリアを歩みたいかの展望を描く フリーランス経験の活かし方:これまでの経験をどう組織に還元できるかを具体化する ITコンサルタントとしてフリーランスで活動していたOさん(40歳)は、「フリーランスでは様々な企業の課題解決に関わる中で、一つの組織の変革を長期的に支援する喜びに気づいた。貴社のDX推進プロジェクトにこれまでの経験を活かし、内部から変革を支援したい」という志望動機を伝え、大手メーカーのDX推進部門への転職に成功しました。 「単に安定を求めているのではなく、フリーランスでの経験を踏まえた上で、組織人としての新たな挑戦を求めていることを率直に伝えた」とOさんは語ります。前向きで誠実な志望動機は、採用担当者の心を動かす強力な武器となります。 フリーランス転職特化のエージェントに相談 フリーランスから正社員への転職には、その特有の課題やポイントがあります。一般的な転職エージェントよりも、フリーランス経験者の転職に特化したエージェントの方が適切なサポートを受けられることが多いです: フリーランス経験の価値理解:フリーランス経験を正しく評価できるエージェントを選ぶ 非公開求人へのアクセス:フリーランス経験者を積極採用している企業の非公開求人を紹介してもらえる 業界別の転職市場分析:あなたのスキルが最も評価される業界や職種の最新動向を把握できる 転職書類・面接対策:フリーランス特有の経歴の伝え方や懸念点への対応策をアドバイスしてもらえる グラフィックデザイナーとしてフリーランスを8年続けたPさん(37歳)は、一般的な転職サイトで数社応募するも書類選考で不採用が続いていました。クリエイティブ職特化型のエージェントに相談したところ、「フリーランス時代のポートフォリオの見せ方」について具体的なアドバイスを受け、書類の作り直しを実施。その結果、希望していたデザイン事務所への転職に成功しました。 「エージェントからは『フリーランス経験をネガティブに捉えるのではなく、自走力のある人材としてポジティブにアピールするべき』というアドバイスが転機になった」とPさんは振り返ります。専門家の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった強みの見せ方に気づくことができるのです。 絶対避けたい!転職で失敗しやすい4つの落とし穴 フリーランスから正社員への転職において、思わぬ落とし穴にはまって失敗するケースも少なくありません。ここでは、過去に転職活動で苦戦した方々の体験から、絶対に避けるべき4つの落とし穴と、その回避策を紹介します。これらのポイントを意識することで、スムーズな転職活動が可能になるでしょう。 「安定だけが欲しい」動機は見抜かれる 単に「安定した収入や雇用が欲しい」という理由だけで正社員を志望していると、採用担当者には敬遠されがちです: リスク要因と見なされる:「困ったから」という後ろ向きな印象を与えてしまう 定着率への懸念:状況が改善すればすぐに独立してしまうのではないかという不安を抱かせる 消極的な印象:チャレンジ精神や成長意欲が低いと判断されかねない 組織貢献への疑問:組織にどのような価値をもたらすのかが見えない Webエンジニアとしてフリーランスを続けてきたQさん(33歳)は、最初の転職活動で「フリーランスでの収入が安定しないので、正社員として安定した収入を得たい」という志望動機を伝え、複数の企業で不採用となりました。その後、「技術的な専門性をより深めるために、組織的な環境で最新技術に取り組みたい」という前向きな動機に言い換えたところ、希望の企業から内定を獲得しました。 「安定」を求めること自体は自然な気持ちですが、それだけではなく、組織に参加することで実現したいビジョンや、組織に対してどのような貢献ができるかを具体的に伝えることが重要です。 経歴の棚卸し不足で強みを示せない フリーランスとしての多様な経験を整理せず、アピールポイントを明確にできないと、面接で自分の価値を伝えきれません: エピソードの羅列:単なる経験の列挙では、あなたの強みが伝わらない 一貫性の欠如:キャリアの軸が見えないと、専門性が低いと判断される 成果の曖昧さ:具体的な数値や事例がないと、実績の信憑性が低くなる 自己分析の不足:自分の市場価値を把握していないと、アピールすべきポイントを見失う コンテンツマーケターとしてフリーランスを5年経験したRさん(34歳)は、「様々な業界のクライアントに対応してきました」と一般的なアピールしかできず、面接で具体的な成功事例を求められた際に詳細を説明できませんでした。転職活動を一旦休止し、過去の案件を「業界別」「手法別」「成果別」に整理。特に成果を上げた「BtoBコンテンツマーケティング」の実績を中心にアピールポイントを再構築したところ、BtoB企業のマーケティング部門への転職に成功しました。 「自分の経験を客観的に見直し、強みを明確にすることで、面接での説得力が格段に上がった」とRさんは振り返ります。自己分析と経歴の整理は、転職成功の土台となる重要なステップです。 組織適応力が低いと評価が下がる 長くフリーランスとして働いていると、組織での働き方への適応に不安を持たれることがあります: コミュニケーションスタイル:一匹狼的な印象を与えると、チーム協働への懸念を持たれる ルールや規律への姿勢:自由な働き方に慣れていると、組織のルールに従えるか疑問視される 上下関係の理解:指示を受ける立場や、部下を持つ立場への適応力を疑問視される 組織文化への共感:会社の理念や文化に共感し、馴染めるかどうかを懸念される ITコンサルタントとしてフリーランスで10年活動したSさん(42歳)は、最初の面接で「自分のやり方で進めることに慣れている」という発言をしたことで、「組織の一員として働けるか不安」という理由で不採用となりました。その後、過去のプロジェクトでチームメンバーとどのように協働したかの具体例を準備し、「多様な立場の人と協力してプロジェクトを成功させた経験」をアピールすることで、別の企業への転職に成功しました。 「フリーランスだからこそ身についた調整力やコミュニケーション能力を具体的に伝えることが重要だった」とSさんは語ります。フリーランスと組織の働き方の違いを理解し、適応できることを示すことが大切です。 市場価値とスキルのズレを自己認識できていない 自分のスキルや市場価値を過大評価(または過小評価)していると、ミスマッチが生じやすくなります: 年収期待値のギャップ:フリーランス時代の収入をそのまま期待すると、現実とのギャップが生じる 職位・役割の期待ギャップ:求められる責任や権限の範囲について認識のズレがある スキルの汎用性の過信:特定クライアント向けのスキルが、他社でも同様に評価されるとは限らない 業界トレンドへの認識不足:最新の技術動向や市場ニーズとのギャップが生じている Webデザイナーとしてフリーランスを7年続けたTさん(36歳)は、高単価案件を多く手掛けていたため、同等の年収を期待して転職活動を開始。しかし、企業側の提示額とのギャップに悩みました。市場調査を行い、自身のスキルセットと市場相場を再確認。その上で「正社員としての安定性」や「福利厚生の充実」なども含めた総合的な条件で判断することにし、年収を少し下げる代わりに成長機会が豊富な企業を選んで転職に成功しました。 「初めは年収だけで判断していたが、キャリアパスや教育制度、ワークライフバランスなど、総合的な価値で考えるようになった。結果的に、長期的なキャリア構築という点では満足度の高い選択ができた」とTさんは振り返ります。 市場価値は単に収入だけではなく、キャリアの可能性や成長機会、ワークライフバランスなど、多角的な視点から評価することが重要です。 フリーランスから正社員へ ― 4つの王道アプローチ フリーランスから正社員への転職は、一般的な転職とは異なるアプローチが効果的です。ここでは、多くの転職成功者が実践してきた4つの王道アプローチを紹介します。自分の状況や希望に合わせて、最適な方法を選んでみてください。 知人・友人の紹介ネットワークを活用 人的ネットワークを活用した転職は、フリーランスから正社員への転職において特に効果的です: 信頼性の担保:知人からの紹介は、あなたの人柄や仕事ぶりを保証してくれる 非公開情報へのアクセス:一般には公開されていない求人情報を知ることができる ミスマッチの低減:企業文化や実際の業務内容について事前に詳しい情報を得られる 選考プロセスの優位性:推薦者がいることで、選考において好印象を持たれやすい Webマーケターとしてフリーランスで活動していたUさん(35歳)は、過去のクライアントだった企業の担当者からの紹介で、デジタルマーケティング会社への転職に成功しました。「実績を知っている人からの紹介だったため、スキルや人柄を改めて証明する必要がなく、スムーズに選考が進んだ」とUさんは語ります。 人脈を活用するポイントは、単に「求人を紹介してもらう」だけでなく、「あなたの強みを理解している人」からの紹介を受けることです。日頃から良好な関係を築き、自分のキャリアビジョンを周囲に伝えておくことが重要です。 SNSで転職情報・求人をリサーチ SNSは単なる情報発信ツールではなく、効果的な転職活動のプラットフォームにもなります: 業界動向のリサーチ:業界のトレンドや企業の最新情報を把握できる 企業文化の理解:企業のSNSアカウントから社風や価値観を読み取れる 人脈の拡大:業界のキーパーソンとのつながりを作ることができる 自己ブランディング:自分のスキルや実績を発信し、企業からのスカウトを待つこともできる グラフィックデザイナーとしてフリーランスを続けていたVさん(32歳)は、Instagramで日々の作品を発信する中で、広告制作会社のクリエイティブディレクターの目に留まり、スカウトを受けて転職に成功しました。「SNSでポートフォリオを公開し続けたことが、思わぬ転職のきっかけになった」とVさんは話します。 SNS活用のポイントは「自分のスキルや実績を定期的に発信する」「業界の最新情報をチェックする」「興味のある企業や人物をフォローする」など、受動的ではなく能動的な姿勢で取り組むことです。 現在のクライアントに正社員登用を打診 フリーランスとして良好な関係を築いているクライアントに直接交渉することも、効果的な転職アプローチの一つです: 実績の証明が不要:すでにあなたの仕事ぶりを評価してもらっている ミスマッチのリスクが低い:お互いの相性や仕事の進め方を理解している スムーズな移行が可能:業務内容を熟知しているため、即戦力として活躍できる 交渉の余地がある:信頼関係をベースに条件面での交渉がしやすい プログラマーとしてフリーランスで活動していたWさん(37歳)は、半年間の業務委託契約で関わっていたIT企業から「チームリーダーとして正社員になってほしい」と打診されました。「外部の人間として見ていた課題解決策を評価され、内部からもその視点を活かしてほしいと言われた」とWさんは転職のきっかけを振り返ります。 このアプローチを成功させるポイントは、単なる業務遂行だけでなく、クライアント企業の課題や目標に深く関わり、価値を提供し続けることです。信頼関係を築き、「この人が社内にいれば更に貢献してくれるだろう」と思わせることが大切です。 専門エージェントで非公開求人を狙う フリーランス経験者の転職に強い専門エージェントを活用することで、一般公開されていない好条件の求人にアクセスできます: 業界・職種特化型エージェント:あなたのスキルセットを適切に評価できるエージェントを選ぶ 非公開求人の案内:一般には公開されていない、フリーランス経験者歓迎の求人を紹介してもらえる 市場価値の適正評価:あなたのスキルの市場価値を客観的に評価してもらえる 転職サポートの充実:履歴書の書き方から面接対策まで、フリーランス特有の悩みに対応したサポートを受けられる ITコンサルタントとしてフリーランスで活動していたXさん(40歳)は、IT業界特化型のエージェントに登録し、非公開求人を紹介してもらったことで、大手システムインテグレーターへの転職を実現しました。「一般公開されていない求人だったため、競争率が低く、また私のフリーランス経験を高く評価してくれる企業だった」とXさんは語ります。 専門エージェント活用のポイントは、「自分のスキルセットに特化したエージェントを選ぶ」「複数のエージェントに登録して選択肢を広げる」「エージェントに自分の希望や強みを明確に伝える」ことです。適切なエージェント選びが、転職成功の鍵を握っています。 まとめ フリーランスから正社員への転職は、かつての常識とは異なり、現在では十分に実現可能な選択肢となっています。むしろ、フリーランスとしての経験は、「即戦力」「専門性」「自走力」として高く評価される時代になっているのです。 本記事で解説した内容をポイントとしてまとめると: フリーランス経験は強み:「自己管理能力」「専門性」「問題解決能力」など、フリーランスで培ったスキルは企業にとって魅力的です。 成果の数値化が重要:あなたの実績を具体的な数値で示すことで、説得力が格段に高まります。 転職動機の深掘りが必須:「なぜ正社員を選ぶのか」という問いに、前向きで説得力のある回答を準備しましょう。 人脈活用が効果的:知人・友人の紹介、クライアントからの登用など、信頼関係をベースにした転職が成功率が高いです。 専門エージェントの活用:フリーランス経験者の転職に強いエージェントのサポートを受けることで、適切な求人とのマッチングが実現します。 フリーランスから正社員への転職は、ただ「安定を求める後退」ではなく、「新たなステージへの前進」と捉えることが大切です。フリーランスで培った強みを活かし、組織の中でより大きな価値を生み出すことを目指しましょう。 これまでのフリーランス経験は決して無駄ではなく、むしろそれを糧にして、次のキャリアステージでさらなる飛躍を遂げるチャンスなのです。自信を持って、新たな一歩を踏み出してください

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2025

経営者

フリーランスと正社員を徹底比較!再就職で後悔しないためのメリット・デメリットを解説

「フリーランスとして独立すべきか、それとも正社員として安定を選ぶべきか...」 この選択に迷っている方は少なくないでしょう。また、「フリーランスから正社員へ再就職したいけれど、本当にそれが正解なのか」と悩む方も増えています。 働き方の多様化が進む現代社会では、フリーランスと正社員、どちらの選択肢も魅力的であり、それぞれに異なる特徴があります。自分に合った働き方を選ぶことは、長期的なキャリア満足度に大きく影響します。 本記事では、フリーランスと正社員の違いを客観的に比較し、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説します。さらに、再就職を考えるフリーランスの方に向けて、成功するための具体的なステップまで詳しく紹介します。 この記事を読むことで、自分に最適な働き方が明確になり、後悔のない選択ができるようになるでしょう。   年収400万円~1,000万円の転職実績多数! Revengersは高卒・中卒の方限定の転職支援サービスを展開しています! 年間1000人以上の転職支援を実施するキャリアアドバイザーが4,000社の中からあなたにあった職業・会社を完全無料で提案いたします! 簡単30秒!ご登録して求人情報を受け取ろう この記事の執筆者はこちら 飯田将広 詳しいプロフィール 高校卒業後、某大手靴販売店にて靴・アパレルの販売を経験。 3年間働き、アメリカへ語学留学。2年目に現地のカレッジに入学し、経営学とマーケティングを専攻。 1年後に興味のあったスペイン語を学びに、南米コロンビアに10ヶ月間留学。 帰国後、エージェントからの紹介で2017年3月に不動産ベンチャーに入社。 投資用のアパート、マンションの買取再販の営業やいくつかの新規事業の立ち上げに携わり、2018年の5月より開始した人材紹介事業が軌道に乗り、法人化するタイミングで転籍。 その後、大阪支社の責任者として大阪へ赴任して支社の立ち上げに従事し、2020年7月末で退職。 2020年8月に株式会社Revengersを設立。これまで約3000人以上の方のキャリア相談に乗る。 あわせてこちらの記事もご覧ください。   業務委託から正社員になるには?実例や転身する為のポイント フリーランスから正社員になるには?転職を成功させる方法を徹底解説   フリーランスと正社員の根本的な違いを理解しよう フリーランスと正社員は、働き方の本質的な部分で大きく異なります。ここでは、両者の根本的な違いについて、5つの重要な観点から比較していきます。これらの違いを正しく理解することが、後悔のない選択の第一歩です。 雇用形態の自由度と安定性 フリーランスと正社員の最も基本的な違いは、雇用形態における「自由度」と「安定性」のバランスです。 【フリーランスの場合】 契約形態: 業務委託契約や請負契約が一般的 契約期間: 単発案件からプロジェクト単位まで様々 契約自由度: 複数のクライアントと並行して働ける 契約解除リスク: 景気変動やクライアントの事情で突然契約が終了することも たとえば、Webデザイナーとして活動するAさん(35歳)は、「4社のクライアントと並行して仕事をすることで、一社の契約が終了しても収入が途絶えるリスクを分散できている」と語ります。一方で、「契約の更新や新規開拓の交渉に常に神経を使う必要がある」という側面も指摘しています。 【正社員の場合】 契約形態: 雇用契約(期間の定めなし) 契約期間: 原則として定年退職まで継続 契約自由度: 原則として副業禁止(最近は緩和傾向にあるが) 雇用保護: 労働基準法による保護があり、不当解雇からの保護がある システムエンジニアとして大手IT企業に勤めるBさん(40歳)は、「景気が悪化しても簡単には解雇されない安心感がある」と雇用の安定性を評価しています。ただし、「1社に依存しているため、会社の業績悪化は自分のキャリアに直結する」というリスクも認識しています。 収入・福利厚生の保証とリスク 収入面と福利厚生の観点では、「安定性」と「上限突破可能性」のトレードオフがあります。 【フリーランスの場合】 収入変動: 月によって大きく変動する可能性がある 収入上限: 理論上は上限なし、スキル次第で高単価案件を獲得可能 福利厚生: 原則として自己負担(国民健康保険、国民年金など) 休暇・病気: 収入に直結するため、休暇取得や病気時のリスクが大きい フリーランスのマーケティングコンサルタントCさん(38歳)は、「繁忙期には正社員時代の3倍の月収を得ることもある」一方で、「案件がない月は収入がゼロになることもあり、精神的なプレッシャーは大きい」と語ります。 【正社員の場合】 収入安定: 毎月定額の給与保証(ボーナスも含む) 収入上限: 役職や年功による上限がある場合が多い 福利厚生: 社会保険完備、各種手当、退職金制度など充実 休暇・病気: 有給休暇、病気休暇、産休・育休など制度が整備されている 大手メーカーの営業職Dさん(42歳)は、「子どもの学費や住宅ローンがある中で、収入が安定していることは大きな安心感」と話す一方、「残業代も含めてフルに働いても、フリーランスの知人ほど稼げない天井がある」と収入上限についての不満も口にします。 仕事の裁量権と意思決定スピード 仕事の進め方や意思決定における自由度は、働きがいに大きく影響する要素です。 【フリーランスの場合】 業務選択: 案件や仕事内容を選択できる自由がある 方法選択: 仕事の進め方や方法を自分で決められる 時間選択: 働く時間帯や量を調整できる 意思決定: 自分の判断でスピーディーに決断できる フリーランスのイラストレーターEさん(36歳)は、「依頼内容や報酬に納得できない案件は断ることができる自由が何よりも大切」と話します。また、「作業環境や制作ツールを自分好みにカスタマイズできる点も創造性を高めている」と自由度のメリットを強調します。 【正社員の場合】 業務選択: 会社や上司の指示で業務が決まることが多い 方法選択: 社内ルールや前例に従って仕事を進めることが求められる 時間選択: 勤務時間が固定されていることが多い 意思決定: 稟議や承認プロセスを経る必要があり時間がかかる IT企業の開発部門で働くFさん(33歳)は、「新しい技術を導入したいと思っても、上司の承認や社内基準への適合性確認などで数ヶ月かかることもある」とスピード感の欠如に不満を感じる一方、「チームでの意思決定は多角的な視点が入るため、最終的には質の高い結果につながることも多い」と組織の意思決定プロセスの利点も認めています。 労働時間・ワークライフバランスの取りやすさ 働く時間や場所の柔軟性、そしてプライベートとの両立のしやすさも大きな違いの一つです。 【フリーランスの場合】 時間管理: 自分で管理できる反面、線引きが難しいこともある 場所自由: リモートワークが基本で、場所を選ばない 休暇設定: 自由に設定できるが、収入に直結する ライフスタイル: 仕事とプライベートを自分のペースで調整可能 フリーランスのプログラマーGさん(39歳)は、「子どもの学校行事に合わせて仕事のスケジュールを調整できる」というメリットを挙げる一方、「締切が重なると深夜まで働くこともあり、完全に仕事から解放される時間がない」という悩みも打ち明けます。 【正社員の場合】 時間管理: 基本的に勤務時間が決まっている(残業の可能性はあり) 場所固定: オフィス勤務が基本(テレワーク導入企業も増加中) 休暇制度: 有給休暇など制度が整備されているが取得しにくい職場も ライフスタイル: 仕事とプライベートの境界が明確だが、勤務地や転勤の制約も 建設会社で勤務するHさん(45歳)は、「定時で帰れる日は家族との時間を確保でき、休日は完全に仕事を忘れられる」とワークライフバランスの良さを評価する一方で、「転勤で子どもの教育環境が変わることへの不安」も抱えています。 長期的なキャリアパスと成長環境 キャリア形成や成長機会の面でも、両者には大きな違いがあります。 【フリーランスの場合】 キャリアパス: 自分で設計・開拓する必要がある スキル習得: 自己投資と実践を通じた成長が基本 指導・育成: メンターやロールモデルを自分で見つける必要がある 評価システム: 市場での評価(報酬額や案件の質)が直接的なフィードバック フリーランスのコンサルタントIさん(41歳)は、「自分の市場価値を高めるための勉強や情報収集に投資する習慣が身についた」と前向きに評価する一方、「孤独な戦いの中で、時に客観的な評価や指導を受ける機会が限られている」と成長における課題も感じています。 【正社員の場合】 キャリアパス: 社内制度や昇進ルートが明確に設定されていることが多い スキル習得: 社内研修や先輩からのOJTなど組織的な育成制度がある 指導・育成: 上司や先輩からの指導を受けやすい環境 評価システム: 定期的な人事評価や目標設定・フィードバックの仕組みがある 製薬会社の研究職Jさん(37歳)は、「社内で定期的に開催される専門研修や、海外研究所への派遣制度など成長機会が豊富」とキャリア開発の環境を評価しています。一方で、「評価制度が年功序列的な側面もあり、若手の抜擢やチャレンジが制限される」という課題も指摘しています。 メリット・デメリットで見るフリーランス vs 正社員 ここでは、フリーランスと正社員それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきます。ポイントは「メリットの裏にはデメリットがある」という点です。自分の価値観や人生設計に照らして、どちらが自分に合っているかを見極める参考にしてください。 フリーランスの主なデメリットと対策 フリーランスの道を選ぶ際に、覚悟しておくべきデメリットとその対策をご紹介します。 1. 収入の不安定さ デメリット: 案件獲得状況によって月収が大きく変動する。病気や怪我で働けなくなると収入がゼロになるリスクも。 対策: 複数クライアント戦略: 3〜5社のクライアントを並行して持つことでリスク分散 資金バッファー: 最低でも6ヶ月分の生活費を貯蓄しておく 長期契約獲得: 3ヶ月〜1年単位の継続案件を基盤にする 収入保障保険: フリーランス向けの所得補償保険に加入 フリーランスのWebディレクターKさん(34歳)は、「年間の総収入目標を12で割った額の2倍を稼げる月に、余剰分を貯金に回している」と計画的な資金管理の重要性を強調します。 2. 福利厚生の自己負担 デメリット: 健康保険・年金・税金などの手続きと負担が全て自己責任。老後の備えも自分で行う必要がある。 対策: 専門家の活用: 税理士や社会保険労務士に相談し最適なプランを立てる 経費の最適化: 確定申告で適切に経費計上し税負担を軽減 iDeCo・つみたてNISA: 自営業者向けの年金制度や税制優遇制度を活用 フリーランス協会: 団体保険や福利厚生サービスを提供する組織に加入 フリーランスのライターLさん(38歳)は、「初年度は確定申告で苦労したが、クラウド会計ソフトと顧問税理士を活用することで、今は事務作業の負担が大幅に減った」と語ります。 3. 営業・案件獲得の負担 デメリット: 常に自分で営業活動をし、次の案件を獲得し続ける必要がある。営業スキルがないと仕事が途絶える。 対策: ポートフォリオ構築: 実績を視覚的にまとめて自己ブランディング SNS活用: Twitter、Instagram、noteなどで情報発信し認知度を上げる クラウドソーシング: Lancers、CrowdWorksなどのプラットフォーム活用 紹介ネットワーク: 既存クライアントからの紹介を増やす仕組み作り フリーランスのカメラマンMさん(36歳)は、「初めの1年は知人の紹介に頼っていたが、SNSでの作品投稿を続けた結果、現在では問い合わせの8割がInstagramからの直接オファー」と継続的な情報発信の効果を実感しています。 4. スキルアップの自己責任 デメリット: 研修制度がなく、すべての学習コストを自己負担する必要がある。市場から取り残されるリスク。 対策: 収入の一定割合を学習に投資: 収入の10〜15%を自己啓発費として計上 コミュニティ参加: 同業者のコミュニティで情報交換や相互学習 副業案件の活用: 未経験分野の案件を意図的に低単価でも受注して経験を積む オンライン学習: UdemyやProgateなど費用対効果の高い学習リソースの活用 フリーランスのエンジニアNさん(32歳)は、「毎月の収入から固定で5万円を勉強代として確保し、新しい技術の書籍購入やオンラインコース受講に充てている」と計画的なスキルアップ投資を実践しています。 正社員ならではのメリット(安定・福利厚生など) フリーランスと比較した場合に、正社員ならではの魅力について解説します。 1. 雇用の安定性 メリット: 長期的な安心感: 景気変動に左右されにくい雇用の継続性 定期的な収入: 毎月決まった日に一定額の給与が入る安心感 ボーナス制度: 半期・年間で追加収入がある企業が多い 昇給システム: 年功序列や成果に応じた収入アップの仕組み 外資系企業から日系企業に転職したOさん(39歳)は、「成果主義的な環境から年功序列的な環境に移り、短期的には収入が下がったが、長期的な安定性と精神的な余裕を得た」と評価しています。 2. 充実した福利厚生 メリット: 社会保険制度: 健康保険・厚生年金の保険料半額負担 各種手当: 住宅手当、家族手当、通勤手当など生活をサポート 休暇制度: 有給休暇、特別休暇、産休・育休などの制度完備 退職金制度: 長期勤続によるまとまった資金の確保 ITベンチャーから大手企業に転職したPさん(36歳)は、「ベンチャー時代は福利厚生を軽視していたが、結婚・出産を経験し、育児休業制度や子ども手当の価値を実感した」と家族形成期における福利厚生の重要性を語ります。 3. キャリア形成のサポート メリット: 社内研修制度: 体系的なスキルアップの機会が提供される OJT: 先輩社員からの実務を通じた指導を受けられる 異動・ローテーション: 様々な部署での経験を通じた幅広いスキル習得 昇進ルート: キャリアパスが明確で長期的な目標設定がしやすい 中小企業から大手企業に転職したQさん(34歳)は、「以前の会社では自己流の業務遂行が中心だったが、今の会社では体系的な研修プログラムがあり、業務の質が格段に向上した」と組織的な育成システムのメリットを強調します。 4. チームの一員としての充実感 メリット: 帰属意識: 組織の一員としての存在意義や連帯感 大規模プロジェクト: 個人では関われない大きな仕事に参画できる 役割分担: 専門性を活かした分業による効率的な業務遂行 成果の共有: チームとしての達成感や喜びの共有 フリーランスから大手広告代理店に転職したRさん(37歳)は、「一人で完結する仕事より、様々な専門性を持つ仲間と大きなキャンペーンを作り上げる過程にやりがいを感じる」とチームワークの魅力を語ります。 正社員でも避けられないデメリット 正社員の働き方にも、認識しておくべきデメリットがあります。理想と現実のギャップを埋めるためにも、これらの点を事前に理解しておきましょう。 1. 裁量権・自由度の制限 デメリット: 業務内容の限定: 職務範囲が規定され、挑戦したい仕事ができないことも 勤務時間の固定: フレックスやリモートが限られる企業も多い 決裁権限の制約: 小さな判断でも承認プロセスが必要なケースも 異動・転勤の可能性: 自分の意思に関わらず勤務地や職種が変わることも 大手銀行に勤めるSさん(41歳)は、「家族の事情で転勤が難しくなった時、キャリアパスが限定されてしまった」と組織の制約によるキャリア形成の難しさを語ります。 2. 収入の上限設定 デメリット: 給与テーブルの存在: 年齢や役職によって収入上限が設定されている 能力と報酬の乖離: 高いパフォーマンスを出しても報酬に反映されにくい 昇給ペースの緩慢: 特に大企業では一度の昇給額が小さい傾向 年功序列の影響: 実力よりも勤続年数が評価される場合も IT企業の中間管理職Tさん(44歳)は、「自分より成果を出していない先輩社員の方が給与が高いというシステムにモチベーションが下がる」と年功序列制度の弊害を指摘します。 3. 会社依存のリスク デメリット: 企業業績への連動: 会社の業績悪化が自分の収入や雇用に直結 リストラの可能性: 経営環境の変化による人員削減リスク 社内政治の影響: 人間関係や派閥によってキャリアが左右されることも スキルの社内特化: 社内特有のスキルばかりが身につき市場価値が低下するリスク 大手メーカーの元社員Uさん(45歳)は、「20年勤めた会社が突然の経営統合で部門閉鎖となり、それまで培った社内独自のスキルや知識が外部では評価されにくかった」と転職活動での苦労を語ります。 4. ワークライフバランスの難しさ デメリット: 長時間労働: 業務量や期待値によっては残業が常態化 休暇取得の難しさ: 有給休暇制度があっても取得しづらい職場文化 急な業務対応: 突発的な仕事で予定が変更になることも プライベートとの境界: 常に会社とつながっている感覚での精神的負担 商社に勤めるVさん(38歳)は、「制度上は有給休暇が20日あるが、実際に取得できるのは年間5日程度。周囲の目や業務の引き継ぎの難しさから休みづらい」と制度と現実のギャップを指摘します。 フリーランスに向いている人はこんなタイプ すべての人がフリーランスに向いているわけではありません。自己分析を通じて、自分がフリーランスに適性があるかどうかを見極めることが重要です。 自己管理能力が高くセルフマネジメントが得意 フリーランスで成功するには、自分自身をマネジメントする能力が不可欠です。 向いている特徴: 時間管理能力: 締切りを自分で管理し、計画的に業務を遂行できる 自己規律: 外部からの監視がなくても自発的に行動できる 優先順位付け: 複数の案件や業務の重要度・緊急度を判断できる ストレス耐性: 不安定な状況下でも精神的バランスを保てる IT系フリーランサーのWさん(35歳)は、「正社員時代から業務の進捗管理や時間の使い方に自信があった。誰かに言われなくても自分で計画を立てて実行するタイプだったので、フリーランスとの相性が良かった」と語ります。 自己診断チェックポイント: 締切に対して余裕を持って準備を始められるか 誘惑に負けず、やるべきことに集中できるか 収入や仕事量の変動に対して精神的に耐えられるか 孤独な環境でも生産性を維持できるか 専門スキルを武器に独立したいクリエイター・エンジニア 市場価値の高い専門スキルを持っている人は、フリーランスとして高い報酬を得られる可能性があります。 向いている特徴: 高度な専門性: 特定分野での深い知識やスキルを持っている 継続学習意欲: 常に最新技術や業界動向を追い続ける姿勢がある 問題解決能力: クライアントの課題を自力で解決できる コミュニケーション力: 専門知識を顧客に分かりやすく伝えられる グラフィックデザイナーとしてフリーランスのXさん(33歳)は、「正社員時代から得意分野を絞り込み、Webサイトのヘッダービジュアル作成を専門にしていた。特化型のスキルがあったおかげで、フリーランス後も安定して案件を獲得できている」と専門性の重要性を強調します。 自己診断チェックポイント: 他者から「この分野ならあなたに相談したい」と言われることがあるか 自己投資として学習や機材にお金をかけることに抵抗がないか クライアントの要望を理解し、適切な提案ができるか 自分のスキルを客観的に説明・アピールできるか 正社員に向いている人はこんなタイプ 反対に、正社員の働き方がより適している特性もあります。自分の性格や価値観を客観的に分析し、適性を見極めましょう。 長期的な安定を重視する安定志向派 将来の見通しや安定した生活基盤を重視する方には、正社員の働き方がマッチします。 向いている特徴: 計画的な人生設計: 長期的なライフプランを立てるタイプ リスク回避傾向: 不確実性よりも安定を好む性格 福利厚生重視: 制度や保障の充実を重視する価値観 定期的な収入管理: 固定収入をベースに生活設計を行いたい 金融機関に勤めるYさん(39歳)は、「子どもの教育費や住宅ローンなど、長期的な資金計画を立てる上で、安定した収入の見通しは何よりも重要」と正社員を選んだ理由を語ります。 自己診断チェックポイント: 収入の変動に不安を感じるタイプか 将来の見通しが立たない状況にストレスを感じるか 住宅ローンなど長期的な資金計画を立てているか 健康保険や年金など社会保障制度を重視するか チームワークを重んじる協調型プレーヤー 一人で仕事をするより、チームの一員として協力して成果を出すことにやりがいを感じる方は、正社員の環境がより適しています。 向いている特徴: 協調性の高さ: 多様な意見や立場を尊重し、チームで合意形成できる 相互依存の価値観: 一人で完結するより分業と協力で成果を出すことを好む 社会的交流の重視: 職場の人間関係や帰属意識に価値を見出す フィードバック志向: 他者からの評価や意見をもとに成長したいと思う 広告代理店に勤めるZさん(36歳)は、「フリーランスを検討したこともあるが、チームでアイデアを出し合い、互いに刺激しながらプロジェクトを進める過程に喜びを感じる。一人で黙々と作業するよりも、チームの一員として貢献する働き方が自分に合っている」と語ります。 自己診断チェックポイント: 一人で作業する時間が長いと孤独を感じるか 他者との意見交換やブレインストーミングで良いアイデアが生まれるか 職場の人間関係が仕事のモチベーションに影響するか 他者からの承認や評価が重要だと感じるか フリーランスから正社員へ再就職・再転職が十分可能な理由 「一度フリーランスになると正社員に戻れない」という誤解がありますが、実際にはフリーランス経験者の再就職は十分に可能です。むしろ、近年は積極的に評価される傾向にあります。 再就職が可能な主な理由: 1. フリーランス経験が示す「自律性・主体性」 企業は年々、自律的に動ける人材を求めています。フリーランスとして活動してきた経験は、「指示待ちではなく自ら考えて行動できる」証明になります。 人材紹介会社のコンサルタントAAさんは、「特にスタートアップや成長企業では、フリーランス経験者の自走力を高く評価する傾向がある。『すぐに成果を出せる人材』として捉えられるケースが多い」と語ります。 2. 多様な現場経験による「応用力・対応力」 複数のクライアントや案件を経験しているフリーランサーは、様々な環境やニーズに対応してきた柔軟性があります。この経験は「変化に強い人材」として評価されます。 IT企業の採用担当BBさんは、「複数の業界や企業の案件を経験している人材は、社内の固定観念に囚われない新しい視点をもたらしてくれる。そのため、新規事業部門などで特に重宝される」と指摘します。 3. スペシャリストとしての「専門性」 フリーランスとして特定分野でキャリアを積んだ人材は、その道のプロフェッショナルとして企業に即戦力をもたらせます。 広告業界の採用責任者CCさんは、「デザイナーやエンジニアなど専門職において、フリーランス経験者は深い専門知識と実務経験を持っていることが多く、入社後すぐに中核メンバーとして活躍できる」と評価します。 4. 現代の「多様な働き方」への適応 働き方改革やリモートワークの普及により、企業の雇用・勤務形態も柔軟化しています。フリーランス的な働き方と正社員の境界線が曖昧になりつつあります。 人事コンサルタントDDさんは、「コロナ禍以降、多くの企業が従来の『出社前提』『同一労働条件』の正社員像を見直している。場所や時間に縛られない働き方に慣れたフリーランス経験者が、むしろ新しい働き方のロールモデルとして求められるケースも増えている」と説明します。 どちらも選べる!ハイブリッドな働き方という選択肢 フリーランスか正社員か、二者択一で考える必要はありません。両方のメリットを取り入れたハイブリッドな働き方も可能です。ここでは、柔軟な働き方の選択肢について紹介します。 正社員+副業でリスク分散 安定した基盤を保ちながら、副業で自由度と収入アップを図る働き方です。 メリット: 安定性の確保: 本業の給与と福利厚生で生活基盤を安定させられる スキル拡張: 本業とは異なる分野へのチャレンジが可能 収入増加: 本業の給与に加えて副収入が得られる 将来の選択肢: フリーランス独立への足がかりにもなる IT企業に勤めるEEさん(34歳)は、平日は会社員として勤務し、週末にWebデザインの副業をしています。「会社では大規模プロジェクトに関わる一方、副業では好きなテイストのデザインに取り組める。収入面でも年間100万円ほどの上乗せがあり、将来的には副業を拡大してフリーランスへの移行も視野に入れている」と語ります。 成功のポイント: 副業可能な企業で働く(最近は副業解禁企業が増加傾向) 本業と副業の時間管理を徹底する 利益相反や競業避止義務に注意する 確定申告など税務上の手続きを正しく行う フリーランス+アルバイトで収入を安定化 フリーランスの自由を保ちながら、アルバイトで収入の下支えをする働き方です。 メリット: 自由度の維持: 主軸のフリーランス活動を優先できる 収入の下支え: アルバイトで最低限の生活費を確保 人脈形成: アルバイト先での出会いが仕事につながることも 心理的安定: 完全なゼロ収入になるリスクを回避できる ライターとしてフリーランスのFFさん(29歳)は、週3日カフェでアルバイトをしています。「フリーランスの仕事だけでは収入が安定しない時期もあるが、アルバイトの収入で家賃と食費はカバーできる。また、カフェでの接客は異なる刺激になり、創作のアイデアにもつながっている」と複線的な働き方のメリットを語ります。 成功のポイント: シフト調整がしやすいアルバイトを選ぶ フリーランスの作業時間を確保できるバランスを見つける アルバイト先での人脈もビジネスチャンスと捉える 長期的なキャリアビジョンを持ち続ける フリーランスから正社員へ転職・再就職する具体的ステップ フリーランスから正社員への転職を考えている方に向けて、成功するための具体的なステップを紹介します。計画的なアプローチで、スムーズな転職を実現しましょう。 業界特化の転職エージェントをフル活用 一般的な転職サイトよりも、専門エージェントの方が的確なサポートを受けられることが多いです。 具体的なアクション: 業界特化型エージェントの選定: 自分の職種・業界に強いエージェントを2〜3社選ぶ キャリア面談の活用: エージェントとの面談で市場価値や強みを客観的に評価してもらう 非公開求人へのアクセス: 一般公開されていない好条件の求人情報を得る 面接対策のサポート: フリーランス特有の経歴の伝え方についてアドバイスを得る マーケティング職で転職したGGさん(35歳)は、「一般的な転職サイトでは書類選考で落とされることが多かったが、デジタルマーケティング特化型のエージェントに相談したところ、『フリーランスの経験をどう伝えるか』について具体的なアドバイスをもらえた。その結果、面接でも自信を持って話せるようになり、希望の企業から内定を得られた」と語ります。 成功のポイント: 複数のエージェントに登録して選択肢を広げる 自分の市場価値を正確に把握する フリーランス時代の実績を整理して具体的に伝える準備をする エージェントからのフィードバックを柔軟に受け入れる 求人サイト・スカウトサービスを戦略的に使う 転職サイトやスカウトサービスを効果的に活用することで、自分に合った求人に出会える可能性が高まります。 具体的なアクション: プロフィール最適化: スキルや経験を詳細に記入し検索にヒットしやすくする ポートフォリオ連携: 過去の実績が一目で分かるポートフォリオを準備 キーワード戦略: 自分の強みや希望する職種に関連するキーワードを盛り込む レコメンド設定: 自分の希望条件に合った求人が自動的に届くよう設定する Webデザイナーとして転職したHHさん(32歳)は、「転職サイトのプロフィールに『UI/UXデザイン』『アクセシビリティ対応』など専門性を示すキーワードを盛り込み、ポートフォリオサイトへのリンクも設置した。その結果、毎週3〜4件のスカウトメッセージが届くようになり、その中から理想的な条件の企業を選ぶことができた」と戦略的なプロフィール設計の重要性を強調します。 成功のポイント: 定期的にプロフィールを更新して検索上位に表示されるようにする スカウトメッセージには迅速に返信する 複数の転職サイトを併用して露出を最大化する 自分の実績を数値や具体的な成果で示す 現在の業務委託先で正社員登用を狙う方法 すでに良好な関係を築いているクライアントへの転職は、最もスムーズな選択肢の一つです。 具体的なアクション: 実績の積み上げ: 委託業務で高い評価を得ることが前提 関係強化: 担当者との信頼関係を深め、業務範囲を広げていく ニーズの把握: 企業の人材ニーズや採用計画をリサーチする 直接交渉: タイミングを見計らって正社員登用の可能性を打診する システムエンジニアのIIさん(37歳)は、「2年間業務委託として関わっていたプロジェクトで、当初の範囲を超えて社内システム全体の改善提案を行った。その積極性を評価され、『社内でこの改革を進めるリーダーになってほしい』と正社員としての誘いを受けた」と実績と関係構築の重要性を語ります。 成功のポイント: 委託業務の範囲を超えた価値提供を心がける 社内の課題や改善点に気づき、解決策を提案する 会社の文化や方針への理解を深める 登用後のキャリアパスについても具体的に話し合う よくある質問(フリーランス→正社員転職Q&A) フリーランスから正社員への転職を考える際に、多くの方が抱く疑問について、人事担当者や転職エージェントの声をもとにお答えします。 ブランクがあっても再就職は可能?採用側の本音 Q: フリーランスの期間が長く、正社員としての勤務歴から時間が経っていますが、再就職できますか? A: 可能です。むしろフリーランス期間は「ブランク」ではなく「実務経験」として評価されます。 人材紹介会社のコンサルタントJJさんは、「フリーランス期間は正社員としてのブランクではなく、自走力や専門性を証明する期間として捉えるべき。実際の案件や成果を具体的に説明できれば、むしろポジティブな評価につながる」と説明します。 採用側の本音: フリーランス期間中の具体的な実績や関わった案件の規模・内容を知りたい なぜ再び正社員になろうと思ったのかの理由に一貫性があるか確認したい 組織に適応できる柔軟性と協調性があるかどうか見極めたい 対策: フリーランス時代の実績を具体的な数字や事例で示す 正社員を志望する理由を前向きに伝える(単なる「安定志向」ではなく) チームでの協働経験や調整能力をアピールする 30代・40代でも転職成功できる?年齢別ポイント Q: 30代後半・40代でフリーランスから正社員への転職は難しいのでしょうか? A: 年齢よりも「専門性」と「即戦力度」が重視される傾向にあります。年代別の戦略が効果的です。 IT業界の採用担当KKさんは、「特に専門職では年齢より実績とスキルが優先される。40代でも特定分野のプロフェッショナルであれば積極採用するケースは多い」と語ります。 【30代のポイント】 強み: 実務経験と若さの両立、長期的な成長可能性 戦略: 専門性×柔軟性をアピール、中核人材としての可能性を示す 注意点: 年収の現実的な調整、キャリアパスの明確な提示 30代でフリーランスから正社員に転職したLLさん(36歳)は、「フリーランス時代は年収700万円程度だったが、正社員では600万円からのスタートを受け入れた。その代わり、明確なキャリアパスと年間20日の有給休暇、充実した福利厚生を獲得できた」と現実的な調整の重要性を語ります。 【40代のポイント】 強み: 豊富な経験と人脈、専門的知見の深さ 戦略: マネジメント経験や業界知識を強調、メンター的役割をアピール 注意点: 柔軟性の証明、デジタルスキルの更新、年収への現実的な期待 40代でフリーランスから正社員に転職したMMさん(45歳)は、「私の場合、フリーランス時代に培った業界全体の知見と人脈が評価された。若手の育成や部門間の調整役という明確な役割を与えられたことで、組織内での存在意義を確立できた」と経験を活かした役割の重要性を指摘します。 フリーランス経験しかない場合のアピール方法は? Q: 新卒からフリーランスで、正社員経験がありません。どうアピールすればよいですか? A: フリーランス経験を「組織適応力」と「自律性」の両面から説明することが重要です。 人事コンサルタントNNさんは、「正社員経験がなくても、クライアントとの折衝や複数人でのプロジェクト経験があれば、それは立派な『組織での活動経験』として説明できる」とアドバイスします。 効果的なアピールポイント: クライアント対応力: 様々なクライアントの要望に応えてきた柔軟性や調整力 プロジェクト管理能力: 納期や予算内での遂行能力、計画立案能力 自己啓発の習慣: 自らスキルアップを続けてきた学習意欲と実績 ビジネス感覚: 収支管理や価格交渉などで培った経営的視点 新卒からフリーランスとして5年活動した後に正社員転職したOOさん(28歳)は、「面接では『フリーランスだからこそ身についた責任感と主体性』をアピールした。特に『クライアントからの厳しい要求に応えるために独学で新しいスキルを習得した具体例』を詳しく説明したことが評価された」と語ります。 効果的な伝え方の例: 「フリーランスとして5年間、常に納期とクオリティの両立を求められる環境で働いてきました。この経験は、組織においても確実な業務遂行力として活かせると考えています」 「複数のクライアントと同時に仕事を進める中で、優先順位付けと効率的な時間管理のスキルが身につきました。これは組織内での多重タスク対応にも応用できます」 「フリーランスとして顧客の課題を理解し、最適な提案を行うコミュニケーション能力を磨いてきました。これはチーム内でも同様に発揮できる強みです」 まとめ ― 自分に最適な働き方を選び、理想のキャリアを実現しよう フリーランスと正社員、どちらが「正解」というわけではありません。大切なのは、自分のライフスタイル、価値観、キャリア目標に合った働き方を選ぶことです。 本記事のポイント整理: 根本的な違いの理解 フリーランス: 自由度が高いが不安定性もある 正社員: 安定性があるが裁量権に制限がある メリット・デメリットの把握 両者にはそれぞれ長所と短所があり、どちらが自分に合うかは個人の価値観による 適性の自己分析 自己管理能力が高く専門性がある人はフリーランスに向いている 安定志向で協調性が高い人は正社員に向いている ハイブリッドな選択肢 正社員+副業やフリーランス+アルバイトなど、柔軟な働き方も可能 再就職の具体的ステップ エージェント活用、転職サイト最適化、現クライアントでの正社員化など よくある疑問への回答 ブランク、年齢、正社員未経験などの懸念点も、戦略的なアプローチで克服可能 自分に最適な働き方は、人生のステージや環境変化によって変わることもあります。30代はフリーランス、40代は正社員、50代は再びフリーランスと、キャリアステージに応じて働き方を変えていく柔軟性も大切です。 最終的に大切なのは、「今の自分に何が最も合っているか」を正直に見つめ、その時々の最適解を選ぶことではないでしょうか。 選択に迷ったときは、5年後・10年後の自分をイメージし、そこに近づくためにどのような働き方が効果的かを考えることもおすすめします。 自分らしいキャリアを築くために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。  

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リベンジャーズではフリーターから正社員就職(転職)を考える方に特化した就職サポートサービスを展開しています。厚労省によるとそもそもフリーターとは若年層のうちパート、アルバイトもしくはその希望者を指します。フリーターの就職に役立つ情報もコラムなどで発信していきます。利用者の方がフリーターから正社員に就職するために、プロのキャリアアドバイザーが皆さんの就職(転職)活動を全力でサポートします。

高卒・中卒(高校中退)の就職・転職傾向

リベンジャーズでは高卒、中卒(高校中退)の方の就職(転職)活動もサポートしております。高卒の就職に対するサポートは国も力を入れており、厚労省は学校の就職担当者向けに、高卒の方を対象とした高卒就職先の求人案内サービスを提供しています。弊社でも大阪、東京を中心に高卒、中卒(高校中退)の就職・転職求人を豊富に揃えております。また中卒(高校中退)から正社員就職・求人特化したサービスもありますが、リベンジャーズでも中卒(高校中退)の方を対象に就職(転職)支援を行なっておりますので、気兼ねなくご利用ください。

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