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2025.04.27

フリーランスの再就職は不利じゃない!正社員転職を成功させる秘訣と失敗しがちなパターン

経営者

「フリーランスから正社員に戻るのは難しい」という話をよく耳にしますが、それは本当なのでしょうか?

実際には、フリーランスとしての経験や実績を適切にアピールすることで、むしろ強みとして評価され、質の高い転職を実現できるケースが数多くあります。特に近年は、自走できる即戦力人材としてフリーランス経験者を積極的に採用する企業も増えています。

しかし同時に、再就職に苦戦するフリーランサーがいるのも事実です。この違いは何によって生まれるのでしょうか?

本記事では、フリーランスから正社員への転職に関する誤解を解き、成功するためのステップと陥りがちな失敗パターンを徹底解説します。フリーランス経験を武器に、理想の正社員ポジションを獲得するためのノウハウをお伝えします。

 

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飯田将広

詳しいプロフィール

高校卒業後、某大手靴販売店にて靴・アパレルの販売を経験。 3年間働き、アメリカへ語学留学。2年目に現地のカレッジに入学し、経営学とマーケティングを専攻。 1年後に興味のあったスペイン語を学びに、南米コロンビアに10ヶ月間留学。 帰国後、エージェントからの紹介で2017年3月に不動産ベンチャーに入社。 投資用のアパート、マンションの買取再販の営業やいくつかの新規事業の立ち上げに携わり、2018年の5月より開始した人材紹介事業が軌道に乗り、法人化するタイミングで転籍。 その後、大阪支社の責任者として大阪へ赴任して支社の立ち上げに従事し、2020年7月末で退職。 2020年8月に株式会社Revengersを設立。これまで約3000人以上の方のキャリア相談に乗る。

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フリーランスが"正社員転職は不利"と言われる4つの誤解

「一度フリーランスになると正社員に戻れない」という話は、実はいくつかの誤解に基づいています。まずはその誤解を解消していきましょう。

すぐに独立へ戻るのでは?と採用側が懸念している

誤解: フリーランス経験者は自由な働き方に慣れているため、正社員になってもすぐに辞めて独立してしまうのではないかと企業側が不安を抱いているという誤解があります。

現実: 実際には、フリーランスと正社員のそれぞれのメリット・デメリットを経験しているからこそ、正社員を選択する理由が明確になっていることが多いものです。

35歳のWebデザイナーAさんは、5年間のフリーランス期間を経て大手広告代理店に転職しました。「面接では『なぜフリーランスを辞めて正社員になりたいのか』という質問に、『大規模プロジェクトに携わりたい』『チームで創造する喜びを再認識した』と率直に答えました。フリーランスの経験があるからこそ、組織で働く価値を理解していることをアピールできた」と語ります。

企業側も、単に「安定を求めて」ではなく、前向きで明確な理由を持って正社員を選ぶ人材を評価しています。面接の際は、フリーランスの良さも認めつつ、組織で働くことで実現したい明確なビジョンを伝えることが重要です。

組織文化に適応できないイメージを持たれやすい

誤解: フリーランスは「一匹狼」で協調性がなく、組織の文化やルールに適応できないと思われがちです。

現実: 実際のフリーランスは、様々なクライアントの要望や文化に柔軟に対応する能力が求められる仕事です。むしろ、適応力が高い人が多いと言えます。

ITコンサルタントとしてフリーランスを7年経験したBさん(39歳)は、「フリーランス時代は毎月異なるクライアントの現場に入り、そこの文化や進め方に合わせて仕事をしていました。企業ごとに異なる文化や価値観に適応してきた経験が、むしろ転職先でも評価されました」と話します。

面接では、このような適応力をアピールするために、「異なる企業文化の中でどのようにプロジェクトを成功させたか」「チームメンバーとどのように協力関係を築いたか」といった具体的なエピソードを用意すると効果的です。

マネジメント経験が乏しいと評価されがち

誤解: フリーランスは基本的に個人で動くため、人やプロジェクトをマネジメントした経験がないと思われがちです。

現実: フリーランスでも、プロジェクト管理や協力者との連携、クライアントとの折衝など、様々なマネジメントスキルを発揮する場面があります。

マーケティングコンサルタントとしてフリーランスを続けていたCさん(42歳)は、「私の場合、大規模なプロモーションプロジェクトを統括する経験が何度もありました。クライアント、デザイナー、開発者、ライターなど様々な専門家と協力してプロジェクトを成功に導いた経験は、マネジメント能力の証明になりました」と振り返ります。

フリーランス時代のプロジェクト管理経験を、「規模」「関わった人数」「予算」「期間」などの具体的な数字と共に示すことで、マネジメント能力を客観的にアピールすることができます。

「案件が減ったから再就職」と受け取られやすい

誤解: フリーランスから正社員への転職理由について、「仕事がなくなった」「収入が安定しなくなった」といったネガティブな理由を想定されがちです。

現実: キャリアアップ、より大規模なプロジェクトへの挑戦、ワークライフバランスの見直しなど、前向きな理由で正社員を選ぶケースも多くあります。

プログラマーとしてフリーランスを5年経験したDさん(37歳)は、「私の場合、AI開発の大規模プロジェクトに携わりたいという強い希望がありました。個人では参加できない先端領域の開発に携わるためには組織に属する必要があると考え、転職を決意しました。面接では『収入や案件数は十分あったが、キャリアの次のステージに進むための戦略的な選択』と伝えました」と語ります。

転職理由を説明する際は、将来のビジョンや成長への意欲、組織で実現したい具体的な目標など、前向きな動機を中心に伝えることが重要です。

不利になりやすいフリーランス3タイプ

フリーランスから正社員への転職が難しくなるのは、特定のタイプに当てはまる場合です。ここでは、再就職活動で不利になりやすいフリーランサーの特徴を3つ紹介します。自分が当てはまっていないか、チェックしてみましょう。

案件実績だけを羅列し"職歴の物語"がない人

多くのフリーランサーが陥りがちなのが、「案件A、案件B、案件C...」と単に実績を羅列するだけで、そこに一貫したストーリーや成長の軌跡を示せないケースです。

Webディレクターの採用担当Eさんは、「応募書類で『これまで30社以上のWebサイト制作に携わってきました』と書かれていても、そこに一貫したキャリアの方向性が見えないと、その人の強みや志向が理解できません。なぜその案件を選んだのか、そこで何を学び、次にどう活かしたのかというストーリーがあると評価しやすい」と指摘します。

改善策:

  • 案件選択の基準や思考プロセスを説明する
  • 案件ごとに学んだことや成長した点を明確にする
  • 長期的なキャリアビジョンと各案件の関連性を示す
  • 特定の業界や技術領域での専門性の深化を強調する

例えば、「ECサイトのUI/UX改善に特化したプロジェクトを選び続け、コンバージョン率向上の専門性を高めてきました」といった一貫したストーリーがあると、採用担当者は応募者の強みを理解しやすくなります。

面接でのコミュニケーションが一方通行な人

フリーランス、特に技術系の職種では、クライアントとの直接的なコミュニケーションが少ない環境で働いていた場合、面接での対話に苦手意識を持つケースがあります。

IT企業の人事担当Fさんは、「技術力は素晴らしいのに、面接で一方的に話し続けたり、逆に質問に対して最小限の回答しかしなかったりするフリーランサーがいます。組織での仕事は常にコミュニケーションの連続なので、面接でのやり取りは重要な判断材料になります」と話します。

改善策:

  • 面接前に模擬面接で練習する
  • 質問の真意を理解し、具体例を交えて回答する
  • 相手の反応を見ながら話す量や詳細度を調整する
  • 自分からも質問し、双方向のコミュニケーションを心がける

エンジニアとしてフリーランスをしていたGさん(36歳)は、「最初の面接で不採用になった後、友人に模擬面接をしてもらい、『質問の意図を確認する』『具体例を交えて説明する』というフィードバックをもらいました。その後の面接では意識的に対話を心がけたところ、採用に至りました」と経験を語ります。

チーム業務への適性を示せず個人プレーに偏る人

フリーランスの強みとして「自立して働ける」点を強調しすぎると、逆に「チームでの協働が苦手なのでは?」という懸念を持たれることがあります。

人材紹介会社のコンサルタントHさんは、「『一人で完結できる』『指示なしで動ける』といったアピールは大切ですが、それだけだとチームプレイヤーとしての側面が見えてきません。組織では一人で突出するよりも、いかにチームに貢献できるかが問われます」とアドバイスします。

改善策:

  • フリーランスでも経験したチームプロジェクトのエピソードを用意する
  • 他者の意見を取り入れて成果を上げた具体例を示す
  • 専門スキルをどのようにチームに還元できるかを説明する
  • メンバーをサポートした経験や、協力して困難を乗り越えた事例を挙げる

マーケターとしてフリーランスをしていたIさん(34歳)は、「面接では、フリーランスながらチームの一員として参画したプロジェクトの話を中心にしました。特に『クライアント企業の社内チームと協力して企画から実行までを担当し、各部門の強みを活かした施策で売上30%増を達成した』という事例が評価されました」と成功体験を共有しています。

フリーランスから正社員へ転身を成功させる4ステップ

フリーランスから正社員への転職を成功させるためには、計画的なアプローチが必要です。ここでは実践的な4つのステップを紹介します。

過去プロジェクトを棚卸しし成果を数字で可視化

まず取り組むべきは、フリーランスとして携わってきたプロジェクトの棚卸しです。単なる業務内容の列挙ではなく、具体的な成果を数値で示すことが重要です。

実践ポイント:

  • プロジェクトの規模(予算、期間、関わった人数など)
  • 達成した具体的な成果(売上増加率、コスト削減額、ユーザー増加数など)
  • 自分が担当した範囲と責任の大きさ
  • クライアントの評価や継続率

Webデザイナーとしてフリーランスを続けてきたJさん(38歳)は、「過去5年間の全案件を表にして、『サイトリニューアルによるコンバージョン率150%増』『リピート依頼率80%』など、できるだけ数字で実績を整理しました。面接では『あなたの貢献で具体的にどんな成果が出たのか』という質問に即答できたことが好印象だったようです」と語ります。

数値化が難しい実績でも、「業界最大手3社との取引実績」「専門誌への寄稿依頼5件」など、客観的に自分の価値を示す指標を探すことが大切です。

達成した KPI・ROI を具体的に語れるよう準備

フリーランスの強みは「成果への直接的な責任」です。特にビジネスインパクトを生み出した実績は強力なアピールポイントになります。

実践ポイント:

  • クライアントのビジネス目標(KPI)への貢献度
  • 投資対効果(ROI)の具体例
  • 予算内・期限内での達成事例
  • 問題解決によってもたらされた具体的なメリット

マーケティングコンサルタントとしてフリーランスを経験したKさん(41歳)は、「大手ECサイトのSEO施策で『投資額50万円に対して年間売上1,200万円増』という成果を出した事例を詳細に説明できるよう準備しました。『なぜそのアプローチを選んだのか』『どのような障害があり、どう乗り越えたのか』まで一貫して説明できたことが評価されました」と成功の秘訣を話します。

面接前に3〜5個の代表的な成功事例を、STAR法(Situation、Task、Action、Result)で整理しておくと、具体的かつ論理的に説明できます。

「なぜ正社員に戻りたいか」を論理的に言語化

多くの面接官が最も知りたいのは「なぜフリーランスをやめて正社員になりたいのか」という点です。ここでの回答が説得力を持つかどうかが、採用の大きな分かれ目になります。

実践ポイント:

  • 前向きな理由を中心に構成する(「〜したい」というポジティブな表現)
  • 短期的な理由と長期的なビジョンの両方を伝える
  • 応募企業の理念や事業内容とのシナジーを示す
  • フリーランスで得た強みをどう活かすかを具体的に説明する

プログラマーからIT企業のエンジニアに転職したLさん(35歳)は、「『より大規模なシステム開発に携わりたい』『チームでの開発を通じて技術の幅を広げたい』といった前向きな理由を中心に伝えました。さらに、『御社の〇〇というプロダクトに、私のフリーランスで培った△△の知見を活かしたい』と具体的に説明したことで、面接官の共感を得られたと思います」と転職成功の要因を振り返ります。

「安定性を求めて」という理由は避け、キャリアアップや新たな挑戦など、成長志向の動機を伝えることがポイントです。

フリーランス転職特化エージェントで情報と案件を獲得

一般的な転職サイトやエージェントよりも、フリーランスの転職に特化したエージェントを活用することで、より適切なサポートを受けられます。

実践ポイント:

  • フリーランス経験者の転職に強いエージェントを選ぶ
  • 非公開求人や業界情報を積極的に収集する
  • フリーランス時代の経験を正社員求人にどう紐づけるかアドバイスをもらう
  • 面接対策や条件交渉のサポートを受ける

ITコンサルタントからシステム開発会社に転職したMさん(39歳)は、「一般的な転職サイトでは書類選考で落とされることが多かったのですが、フリーランスのキャリア支援に特化したエージェントに相談したところ、『フリーランス時代の実績の伝え方』について具体的なアドバイスをもらえました。また、『フリーランス経験者を積極採用している』という非公開求人を紹介してもらい、そこで内定をいただきました」と語ります。

エージェントとの面談では、自分のキャリアの棚卸しや市場価値の客観的な評価もできるため、複数のエージェントに相談することをおすすめします。

正社員ポジションを獲得する方法3選

フリーランスから正社員への転職を成功させるためには、効果的なアプローチ方法を選ぶことも重要です。ここでは、特に成功率が高い3つの方法をご紹介します。

知人・友人ネットワークから直接紹介を受ける

人的ネットワークを活用した転職は、フリーランスから正社員への転職において特に効果的です。

メリット:

  • あなたの人柄や仕事ぶりを知る人からの紹介は信頼性が高い
  • 書類選考を通過しやすく、面接でも好印象を持たれやすい
  • 企業文化や実際の業務内容について事前に情報を得られる
  • 非公開求人にアクセスできる可能性がある

Webディレクターとしてフリーランスから広告代理店に転職したNさん(37歳)は、「以前一緒に仕事をした知人が転職先の部署長だったため、私のスキルと人柄を理解した上での紹介でした。通常の選考プロセスよりもスムーズに進み、お互いのミスマッチも少なかったと思います」と語ります。

フリーランス時代のクライアントや協業したフリーランス仲間、前職の同僚など、信頼関係のある人脈に自分のキャリアビジョンを伝えておくことが重要です。

現行プロジェクトのクライアントへ正社員登用を打診

すでに良好な関係を築いているクライアントへの転職は、最もスムーズな選択肢の一つです。

メリット:

  • あなたの仕事ぶりや成果をすでに評価してもらっている
  • 業務内容や企業文化への理解があるため、ミスマッチが少ない
  • 選考プロセスが簡略化される可能性がある
  • すぐに成果を出せる即戦力として採用されやすい

システムエンジニアとしてフリーランスを続けていたOさん(36歳)は、「2年間にわたり開発支援を行っていたクライアント企業に『この先もずっと一緒に働きたい』と伝えたところ、正社員登用の話が進みました。社内の業務やメンバーをすでに理解していたため、入社後もスムーズに馴染むことができました」と成功体験を語ります。

このアプローチを成功させるポイントは、フリーランスとしての契約期間中に高い成果を上げ、「社内にいれば更に価値を発揮できる」と思わせることです。

業界特化の転職エージェントで非公開求人を狙う

フリーランス経験者の転職に強い業界特化型エージェントを活用することで、一般公開されていない好条件の求人にアクセスできます。

メリット:

  • あなたのスキルセットを適切に評価できるエージェントに出会える
  • フリーランス経験を歓迎する非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や条件交渉など、転職活動全般のサポートを受けられる
  • 業界の最新動向や市場価値の客観的な評価を知ることができる

グラフィックデザイナーとしてフリーランスから広告制作会社に転職したPさん(34歳)は、「クリエイティブ職専門の転職エージェントを使ったことが成功の鍵でした。一般的な転職サイトには載っていない、『フリーランスデザイナー経験者を積極採用』という条件の非公開求人を紹介してもらえたんです。また、ポートフォリオの見せ方や面接での話し方まで、具体的なアドバイスをもらえたことも大きかったです」と振り返ります。

専門エージェントは、あなたのスキルセットや経験を理解し、最適な求人とマッチングしてくれる点が強みです。複数のエージェントに登録して、より多くの選択肢を持つことをおすすめします。

まとめ

フリーランスから正社員への転職は、決して不利ではありません。むしろ、フリーランスとしての多様な経験や成果を適切にアピールすることで、「即戦力」「自走力のある人材」として高く評価されるチャンスがあります。

転職成功のポイントは以下の通りです:

  1. 誤解を解消する: 「すぐに辞める」「組織に適応できない」などの誤解に対して、具体的な事例で反証する
  2. 失敗パターンを避ける: 一貫性のないキャリアストーリー、一方通行のコミュニケーション、個人プレー志向という失敗パターンに陥らないよう注意する
  3. 戦略的なステップを踏む: 成果の数値化、KPI・ROIの具体化、志望動機の言語化、専門エージェントの活用という4ステップで準備する
  4. 効果的なアプローチを選ぶ: 人的ネットワーク、クライアントへの打診、業界特化エージェントという3つの有効なルートを活用する

何より大切なのは、フリーランス時代の経験を「付加価値」として積極的にアピールする姿勢です。自己分析を徹底し、自分の強みと市場価値を客観的に評価した上で、前向きな理由とともに正社員を志望する意欲を伝えることができれば、フリーランス経験は決してマイナスではなく、むしろ大きなプラスとなるでしょう。

自信を持って転職活動に臨み、フリーランスとしての経験を次のステージで活かしていきましょう

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