高卒で就職、転職が成功した人の事例を紹介!コツやオススメの仕事も紹介
- 高校新卒
こんにちは。
リベンジャーズ運営事務局です。
リベンジャーズはこれまでの人生をリセットして仕事を通して新たな道をスタートしたい人や、
運の悪い境遇で、サポートをするひとが周りにいなかったためにデメリットが多い環境にいる人たちのレールを
転職という形で支援するためにはじめました。
本日は高卒で転職を成功させて楽しく生活している田原さんに話を伺いました。
まず今の仕事の内容を教えてください。
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まずすみません、ホテル業界と言ったのですが...
今って実はIT系なんですよね。
ホテルからはじまって今は業界はホテルなんですが職種はITなんですよ。
経緯を説明すると..
もともと高卒で働くことになり、フリーターでラーメン屋のバイトをしていたんですよ。
結構長い間やってました。
3年くらいラーメン作ってました。
周りでは高卒で転職や就職してラーメンの人もいなくて、アルバイトも大学生ばかりでした。
周りにはけっこうよくしてもらった方だと思います。
今でも先輩たちと連絡を取っていますし、先輩のマネジメントっていうんですかね。
管理で周りのモチベーションが全く変わるのを見てきたので
みんなをまとめる人のコミニュケーションや配慮の大事さをそこで学んだ気がします。
ちなみに、個人店の延長のような店だったので、
今でも仕入れから作り方まで全部わかります(笑)
ここまでで、僕は高卒で、ラーメン屋でフリーターを数年やっていた人間ってことになるんですけど
数年やってるとやっぱり仲が良かった先輩が違うお店にいったり転職をしたりするのを見ることが多くて、
僕の場合はラーメン屋をひらきたいわけでもなかったので、
ずっとこの先ラーメン屋をやるのもなぁ〜どこかに転職しようかな〜でも高卒だから転職先なんてあるかな〜
考えてましたね。
どっかで、フリーターから正社員とかは無理なんじゃないかと思っていました。
高卒転職で調べてみると例えばこんな感じ、
高卒転職でしらべたときにでてくるindeed
反響型営業(正社員)平均年収500万円~
横浜市 中山駅
月給 22万 ~ 25万円 - 正社員
とか、
3月入社/住宅アドバイザー(正社員)
横浜市 中山駅
月給 22万 ~ 25万円 - 正社員
むかしと出てくるサイトが違いますね...
転職サイトのまとめなんかもあります。
でも共通して言えるのはちょっと怖かったんですよね。
職種違うけど同じ求人じゃない?とか...
思うことはいろいろありますよね。
ワンチャンありそうなのは、
フリーターでどこからに転職して長く仕事を続けてそのまま正社員とか...
そういうことはあるのかなと思っていました。
たとえばジョブドラフトさんの記事なんかには希望をもらえました。
近年は高卒でも就職しやすくなっている
バブル崩壊後の日本では「高卒では仕事が見つからない」「正社員を目指すなら大卒」といわれ、大学進学が推奨され、「就職先を確保するためにも、大学に入学した方がよい」という考え方の人が多くいました。しかし、近年では高卒でも就職がしやすくなっており、高卒向け求人数は6年連続で増加しています。
ちなみに、こちらの記事は高卒のメリットやデメリットも書いてあるのでとてもわかりやすかったのでおすすめです。
他にも、
既卒成功ナビというサイト
これも高卒向けにおすすめの就職ランキングベスト5位を書いてくれていて、
安心感がでてきます。
1位:IT業界
2位:建設業界
3位:製造業界
4位:不動産業界
5位:福祉・介護業界
IT業界も高卒の転職先もあるんだなぁって思いますが、
当時は頭にまったくありませんでした。
無知だったというのもあります。
あるときに...もうきっかけは覚えてないんですけど、
他の飲食店も見てみようかな
というよりも他の業界を見てみようかなって気持ちになったんですね。
でもなんとなく営業は怖くて、事務もパソコンもあまりできなかったので(笑)
いろいろできるかわからなくて。。不安でした。
そんな中で選んだのが...
ホテル業界でした。
いきなりですけど、海外にも行きたいなって思ったんですよね。(いったこといまだにないんですけど)
ホテルで、ちょっとゲストハウスっぽいところなら外国人の人もいるだろうし、
ちょっとだけ興味がありました。
ちなみに英語は当時はまったく話せませんでした(I am a pemとかいうレベルでした。)
でも、浅草の方にあるホテルで、ホステル型というんですけど
一階に軽い飲食店があり、
上が宿泊というような施設で、いいなって思うところがあったので、
そこを通ったら「スタッフ募集」。
一応ネットでもこういう働き方がはありなのか調べました。
そしたら↑おもてなしHRとかでてくるじゃないですか。
どうやら
ホテル業界で高卒前提で必要なスキルは
サービス業の経験
外国語のスキル
パソコン操作
一般的なビジネスマナー
人物像
って書いてありまして。
サービス業の経験 ◎
外国語のスキル ×
パソコン操作 ×
一般的なビジネスマナー △
人物像 △
あ、僕、高卒な上に条件満たしていない。無理だなwって思いました。
でもたまたま、ここは、
経歴も関係ない、高卒でも、フリーターでもOK
というのを見て、普通に尋ねて見ました。
まさかの、来月からOKですよーという軽いノリでした。
ラーメン屋からホテルマンになったんですよね。
緩い感じでした。
客層は7割が外国人でした。
大学で英語を勉強したわけでもなく、高校英語、、なんならあまり英語もやってこなかったのでちょっと恐怖もありました。
でも、高卒とか関係ないなってそこで思いましたよ。
先輩でもあまり英語話せないまま働いてる人もいました笑
マニュアルもあったのでそれを練習してとりあえず暗記したり、
アプリでホテル用の英語が無料でいろいろあるんですよね。
それをおとして勉強したりして、
3ヶ月もするとだいたいのことは案内できるようになってました!
このあたりで自身もついてきて、高卒で就職にたいする負い目や「どうせだめだな〜」というような感じはなくなりました。
大卒の先輩でもいまだに話せない人もいたので(笑)
トライした数かなって思います。
えーっと。。何の話でしたっけ(笑)
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「リベンジャーズでは、一般的に不利と言われている高卒から成功した事例を教えてもらうことで
成功のエッセンスを学んでそれを伝えながら、多くの人に仕事を通して転職を成功させたいという想いがあります。
今の話もとても参考になりました。
高卒からの就職、高卒からフリーターになってからの転職で、
学歴ではなく、努力で仕事をカバーしてきたということは参考になります。
今はIT系ということで、ホテルからITまでの経緯を教えていただけますか?」
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そうでした。
高卒からフリーター、そしてホテル業界へ就職したあとにIT系へ転職
まずホテルに入って、
英語が少しわかるようになりました。
ホテル業界って、(ホステルだったからかもですけど)帰国子女とかバックパッカーとか、
VISAほしさに働く外国人とかが多いんですよね。
そこでお客さんも交えて飲みにいったりしてました。
仕事の会話の中で英語も覚えていったと言えたらかっこいいんですけど。
本当はそうではなくて、
これは、マニュアルを覚えて会話ができるようになったことと
筋肉痛になるまでもボディランゲージの結果です(笑)
で、ホテル業ってけっこう頭使うんですよ。
やることはいってしまえば「清掃業」、と「フロント業務(レセプション)」です。
清掃はPMSと呼ばれているツールがあって、そこでどの部屋が清掃しないといけないとか
どの部屋が何日予約だとかそういうのがわかるので、トランシーバーで連携して清掃していくんですね。
フロントはきた人と話して、周りのことを教えたり美味しいお店を教えたり、
タクシーはなるべく前日に予約した方がいいとかそういう細かいことを伝えたり、
あとはクレーム(清掃があまいとか)の対応です。
これだけ聞くと頭そんなに使わないじゃんって思うんですけど
それ以外に「部屋の稼働率をあげるためのレベニューマネジメント」という作業があるんですよ。
これが結構大変でした。
今は高卒ながら周りにも負けないぞって自負がありますが、そのきっかけがこれです。
レベニューマネジメントというのは、
部屋の値段の調整です。
一泊3000円で稼働率が90%だとして、
もし一泊6000円にして稼働率が70%になったとしても、
売り上げって全体としては増えるんですよね。
曜日や、周りのイベントの日、季節や、周囲のホテルの価格を調べて
適切な値段を未来の在庫に全部設定するんですよ。
これがけっこう大変です。
このあたりで徐々に頭を使うことの楽しさを覚えていきました。
いきなりやれって言われたら無理だったかもですが
徐々にやることになったので抵抗はなくむしろ楽しかったです。
もし、高卒やフリーターから転職や就職を考えている人がいるなら、
研修や、教えてくれる環境ってすごく重要だと思います。
やるぞと決めれる性格なら必ずできるようにはなるので研修や教育の機会は見た方がいいかもしれないです。
そして高卒が、レベニューマネジメントの神となりました。
周囲にも頼ってもらえるようになって
自身もつきました。
このときにはエクセルやスプレッドシートなどのエクスポートなんかも自然にできるようになり、
dropboxやtrelloといったツールも抵抗なく調べたり提案できるようになってきました。
(はじめはなんのことか分からず言葉のアレルギーもありました笑)
このころには仕事が面白いって思えてました。
結果論かもしれないですけど
やっぱり人生の何割かを使う仕事で楽しいって思えるところでないと人生暗くなってしまうかなって思います。
フリーターから社員になり2年。かなり仕事が慣れてきた
ここで、予約ができるかっこいいサイト作れたら楽しいだろうなと思うようになり、
HTMLというものを勉強する無料講座(ドットインストール)やyoutubeで勉強して
サイトを作れるようになってきました。
そのあとにどんどん気になっていき、
先輩でサイト制作がわかるひとにも手伝ってもらいながら、
デザインの画像があればそれをwebにすることはできるようになってきました。
そしたら、
マネージャーから「ジョブチェンジしてマーケッターやサイト制作のほうをやってみませんか」と言われ
即答でやらせてもらい、
今はマーケティング(レベニューマネジメント)をしながらサイト制作をしたりしています。
こういう経緯です。
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「関心しました。
正直、わたしよりも人生のストーリーが充実していてうらやましいです。
今は高卒からフリーターを経て、ホテル業界にいながら英語も話せて事務もできてマーケティングもやってサイトも作れるということですよね。
研修が大事ということはリベンジャーズ運営事務局もそうだと考えています。
仕事を紹介するときにそこを重視して求人を開拓することにもしています。
入社後にサポートを受けれる体制で、努力でより興味があるところにジョブチェンジできる環境の求人を開拓していこうと思います。
ありがとうございました。
」
リベンジとかは不適切かもしれませんね。
今の時代は高卒は関係ないのかもしれません。
「高卒での転職は厳しい・難しい」といわれる理由3つ
高卒が転職で難しいといわれる理由は、下記のポイントが主な理由です。
- 高卒のほうが大卒と比べて離職率が高いから
- 「大卒」を応募条件にする企業が多いから
- 学業経験の差を見ているから
一つひとつ、簡単に見てみましょう。
高卒のほうが大卒と比べて離職率が高いから
企業は、長く勤めてくれる人材を求めています。高卒は大卒と比べて離職率が高い傾向にあり、採用に抵抗のある会社もいるというのが現状です。
厚生労働省が発表した「令和2年度における新規学卒就職者の離職率」において、新規学卒就職者の3年以内の離職率は下記のようになっています。
最終学歴 | 就職後3年以内の離職率 |
---|---|
中卒 | 55.0% |
高卒 | 36.9% |
大卒 | 31.2% |
結果からわかるように、中卒から大卒にかけて3年以内の離職率は徐々に上がっています。高卒と大卒を比べると、5.7%も差があり高卒の方が就職後の離職率が高いことが分かります。
会社は長期的に勤続できる社員を求めるため、データ的にも離職率の低い大卒を率先して採用するというケースが考えられます。
「大卒」を応募条件にする企業が多いから
求人サイトの募集要項に、「大卒以上」という文言を見ることは多いのではないでしょうか。採用の際に、会社は応募者を絞るために条件を限定することもやはり多いです。
企業は大学で専門性のある知識を得た大卒を求めることが多く、高卒というだけで書類選考に進めない場合があります。
高卒で転職を考える場合、ある程度職種を絞らないと転職活動が難しい場面があるかもしれません。
学業経験の差を見ているから
高卒の方は3年間の学業経験に対して、大卒の方は(高校の年数も含めると)合計7年以上の学業経験があることになります。
3年と7年という差はやはり大きいでしょう。学業以外にも、社会経験・活動面でも高卒・大卒では差があります。高校での活動は学校の授業と部活が主ですが、大学では活動の幅が広がります。
- サークル活動
- アルバイト
- インターン
- 卒論研究
これらの活動で社会との関わりが増え、社会人スキルや経験値を磨く場が増えます。
大学に通い単位を取るために勉強を継続する学習意欲や、インターンを通して社会性を磨いた大学卒と比べてしまうと高卒の場合は判断材料が少なく、採用側にリスクがある点は否めないでしょう。
高卒転職が厳しい難しい場合には大卒資格を取得する方法もある
希望の職種が大卒でなければ採用していないなんてこともあるかもしれません。そういったときには、大卒資格の取得を目指しましょう。
大卒資格とは一般的に、4年生大学で必要な単位を取得して卒業したときにもらえる資格のことです。大卒の人は「学士」という学位を得たことになります。
なお、中卒認定試験や高卒認定試験があることから、「大卒認定試験」もあるのでは?と思うかもしれませんが、そのようなものはありません。大卒資格を取得するには、大学で124単位を取得して卒業する必要があります。
ただし、働いている方が日中に大学へ通い単位取得を目指すのはあまり現実的ではありません。大学卒業資格を目指すのであれば、次のような方法を視野に入れるとよいでしょう。
大学卒業資格取得を目指す方法
- 夜間学部のある大学で単位を取得する
- 通信教育をおこなう大学で単位を取得する
- 大卒資格が取れる専門学校を卒業する
- 大学改革支援・学位授与機構を活用する
高卒の初任給はどのくらい?
性別 | 高校 | 専門学校 | 大学 |
---|---|---|---|
合計 | 18万1,200円 | 21万2,600円 | 22万8,500円 |
男性 | 18万3,400円 | 20万7,000円 | 22万9,700円 |
女性 | 17万7,600円 | 21万6,600円 | 22万7,200円 |
厚生労働省の統計によれば、学歴ごとの初任給は上記の通りとなっています。
高卒の平均が18万1,200円なのに対して、大卒の平均が22万8,500円と4万円以上の開きがあるようです。年収換算すると、働き出した初年から年収で50万円近くの差が生まれてしまいます。
このような違いが生まれる理由としては、企業側が高卒と大卒とで初任給をわけていることが一番の原因です。就ける仕事のポジションにも違いがあることから、給与に反映されているのです。
高卒転職・高卒就職でおすすめの仕事は?
最終学歴が高校卒業の人が向いている転職先、就職先はどのようなところがあるのでしょうか。
厚生労働省「令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表します(7月末現在)」内、「高校新卒者のハローワーク求人に係る産業別求人状況」によれば、高卒向けのものとしては特に製造業や建設業の求人が多くなっているため、こちらをヒントにするのも一つです。
具体的な職種を選ぶ際には、学歴よりも実力を重視される仕事であれば高卒の方も活躍しやすい環境に身を置きやすくなります。
IT業界~スキル重視~
たとえば、IT業界は学歴ではなくスキルを重視する傾向があります。プログラマーやwebデザイナーなどは仕事の成果次第で評価されますので、能力さえあれば順調に昇進や昇給を狙うことができる環境です。
職歴が長くなり、一流の技術を身に付けたシステムエンジニアやインフラエンジニアはフリーになって高収入を得続けることも可能になります。ではそれぞれの仕事内容を具体的に見ていきましょう。
プログラマー
高卒で未経験の方へおすすめの職業の代表格といっても過言ではない「プログラマー」。この職業の主な仕事は、プログラム設計、プログラミング、単体試験になります。
詳細設計の内容を確認して、指定のプログラミング言語のどの関数を使用してどのライブラリを使用して、どのようにロジックを組み立てていくのかといったプログラム構成を設計します。
そしてその後、実際にコーディングを行い完成したモジュールを単体で動作させ、試験を繰り返してバグを潰していくのがメインの仕事です。
つまりプログラマーとは、そのプロジェクトにおいて一番最後の工程を担う、非常にやりがいのある仕事なのです。
ちなみに上記の「コーディング」「モジュール」といった用語の意味がわからず、「プログラマーなんてややこしそうでとっつきにくい!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような感覚はIT業界に入った新人全員が感じるものだそうで、最初はちんぷんかんぷんでも次第に慣れてきて内容をしっかり掴んでいけるようになるのだそうです。
またプログラマーをはじめとしたIT業界の仕事は基本的に学歴よりも実力を重視する実力主義の世界。したがって学歴を気にする人はIT業界にはおらず、努力した分だけ評価される業界なのです。
高卒・未経験で興味のある方はぜひ飛び込んでみましょう。未経験からプログラマーを目指す場合には独学でも可能ですが、プログラミングスクールに通うと効率的にスキルを培うことができるでしょう。
もしくは直接正社員になることを一旦やめて、アルバイトや契約社員から始めてスキルを培うという方法もあります。
この場合には最終的に正社員雇用をしてもらうことを前提にした方が得策かと思われますので、事前に正社員に上がることができる企業かを調べておくことをおすすめします。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)の仕事について、世間一般ではプログラミングをする仕事だと思っている人も多いでしょう。しかし、この仕事はプログラマーの仕事であり、システムエンジニアの仕事ではありません。
システムエンジニアの仕事はプログラマーに指示を出す仕事であり、一切IT業界で働いた経験が無いとプログラマーに的確な指示を出すことが出来ない可能性が高いため、プログラマーとして経験を積んだ上でシステムエンジニアになるのが一般的です。
システムエンジニアが設計をしたものをプログラマーが作るとイメージすればわかりやすいでしょう。そのため、未経験でシステムエンジニアを目指すことが出来ると言うインターネットの記事も多いですがそれはシステムエンジニアではなくプログラマーです。
ちなみに未経験でもシステムエンジニアになれるという条件で求人を出している企業はたくさんありますが、このような企業はIT業界ではあるものの人事担当者がIT業界の用語をしっかり理解していない可能性が高いです。
中にはシステムエンジニアとなるためにプログラマーやテスターの経験をしっかりと積ませてくれる企業もありますが、上記のようにあまり人事担当者が現場の仕事内容や用語を理解していないと、現場と人事との連携が取れていないことが多いと言えるでしょう。
このような企業はブラック企業の可能性が高いので、なるべく避けるようにしましょう。
インフラエンジニア
プログラマー・テスター以上に知名度が低く、人手が足りていないことから未経験者の需要が高い職業がインフラエンジニア
インフラエンジニアはインターネットが安全に運用されているかを監視し、万が一トラブルが発生したら原因を究明して解決する仕事が中心となっています。
プログラマーと比べると地味に感じるかもしれませんが、私たちがインターネットを使ううえで欠かせない職業と言えるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、その名の通りWebサイトやサービスのデザインを行う職種です。
具体的にはWeb上の企業サイトやアプリケーション全体のデザインから細かいバナーやボタン、素材等のデザインと作成を行います。またそれらのデザインだけでなく、全体のフレームワーク及びコーディング作業を兼務する事もあります。
なお、マーケティングやSEMの視点を交えたデザインが出来るWebデザイナーは重宝されます。
IT業界は全体としても伸びており、今後もさらなる成長が見込める業界ですのでWebデザイナー職の需要は高まっていきます。ですので第二新卒の皆さんも転職するならぜひIT業界の企業を狙うべきであるといえるでしょう。
さらにWeb関係のデザイナーだけではなく、コーディングやITのスキルをつけることによって第二新卒の方でも転職後に幅広いキャリアアップが可能です。
高卒でIT業界を目指したい方はぜひこちらのリンクもご参照ください。
飲食業界~求人が多い~
飲食業は高卒の就職・転職で非常に狙いやすい仕事になります。飲食業はそもそもの需要の高さに伴う求人の多さに加え、慢性的な人材不足に陥っていることからも狙いやすくなっています。
ただし、あまりに人手が足りないような職場を選んでしまうとその業務内容の実態はブラックである可能性も考えられるため、職場選びには十分に注意しましょう。
飲食業であればアルバイト経験があるという方も決して少なくはないでしょう。そのアルバイト経験を活かして就職を成功させた高卒の方は非常に多いです。最初はホールスタッフが狙い目でしょう。
さて、飲食店で正社員として働くためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。まずは資格です。
飲食店で働く以上、調理師免許はぜひ取得しておきたいものです。特にキッチンスタッフには必要です。
調理師免許は国家資格であり、安全な料理を作ることができる料理のプロの称号です。この資格がなくても調理をすることは可能ですが、持っていれば就職に有利になることは間違いありません。
自分で飲食店を開業する場合にも有利になりますので、将来性のある資格と言えるでしょう。
資格を取得するためには、調理師学校に通うか2年以上の実務を経験した後に、調理師試験に合格する必要があります。
なお飲食店で正社員として働くために求められるのは、資格だけではありません。ほとんどの飲食店では、スタッフの大部分がアルバイトです。正社員には多くのアルバイトの勤怠管理や、指導も求められます。
最初はキッチンスタッフやホールスタッフを経て、最終的には従業員を指導する立場になっていくのが基本的な飲食業の正社員業務の流れです。
自分で調理ができるだけでなく、ほかのスタッフに仕事を教えるということも正社員として働くうえで重要な要素と言えるでしょう。飲食業界について詳しく知りたい方はこちらもぜひ参考にしてください。
運輸業界&製造業界~積極採用~
恒常的に採用を実施を続けるような企業に応募するのもおすすめです。タクシー運転手、バス、トラックなどのドライバーは最終学歴が高校卒業でも採用がされやすい職種のひとつです。
大手の鉄道会社も高卒者の中途採用を募集しています。工場などの製造業も高卒者が中心になって活躍している業界です。
大手メーカー、中小企業の工場を問わず、慢性的な人手不足といわれていますので今はもちろん今後また転職する際にも将来的に求人はたくさんあります。優良企業であれば残業は少なめです。
ドライバー
タクシーの運転手や運送会社のトラックのドライバーなど都心や田舎を問わず、さまざまな地区において必要とされるドライバー職も需要が高いお仕事です。
中卒の人でも普通運転免許を取っていれば働き始めることができますし、入社までに運転免許が取れる予定であれば就職面接が受けられる企業もあります。
ドライバーの人材も募集している企業が多く人材の奪い合いになっているため、福利厚生を充実させて人材獲得を目指している会社が多いのが魅力です。
中には資格取得のサポートをしてくれる会社もあります。
例えば、第二種など特殊な運転免許が必要な企業でも、面接時に普通免許さえ持っていれば入社してから社費で免許を取らせてくれるなどです。給料を受け取りながら取得できる点は嬉しいですよね。
また、給与や手当てなど収入の面でも優遇されることの多いドライバー職は稼げる職種のひとつでもあります。
特にタクシー運転手の場合にはもらえる給与は歩合制が基本です。歩合制は基本給(基本的にもらえるお給料)にプラスで頑張った分の給与が上乗せで支給される仕組みです。
そのため、頑張れば頑張るほど最初のうちから高い水準の給与を受け取れる仕組みになっています。他にも特殊な免許を持っているドライバーの基本給が高く設定されている企業もあります。
タクシードライバーや長距離トラックの運転手などは勤務のリズムとして夜に働くケースもありますが、その場合は年間休日が通常企業の倍程度あったり、シフト制だったりとその分休暇が準備されています。
他にも勤務形態を選べたり、日勤のみの待遇の求人もあります。自分なりのワークライフバランスを作り上げたいという方や頑張った後は集中して休みがほしい方にも魅力的な仕事でしょう。
製造
製造業は工場などで働き、ものづくりに貢献する仕事です。物を販売するより作りたい人や、身体を動かすのが好きな人には向いているでしょう。
製造業といえば黙々と仕事をするイメージを持たれがちです。しかし、他部署への連絡や折衝などコミュニケーション能力が問われる場面も多いことは知っておきましょう。
また書類関係の仕事もよくあります。提案書、検査表、作業チェックシートなどを作らなくてはなりませんので、文章力も磨いておきたいところです。
製造業は基本的には労働時間がはっきりと決まっています。繁忙期になると話は変わってきますが、通常は定められた時間働けば帰宅できます。
定時で仕事が終わるため、プライベートを充実させることができるでしょう。また正月、お盆、ゴールデンウィークなどの休みをしっかり取れるのもメリットです。会社にもよりますが、だいたい1週間程度は休めます。
製造業は資格を取得しやすいのもいいところです。作業を実施するために資格が必要になるケースが多いので、そのような場合は会社が資格取得のための費用を出してくれます。
資格は自分のものになるので転職のときなどに有利になるでしょう。製造業は実際に製品を作るため、自分のスキルが上がれば、それが目に見えます。技術が上がったことを実感でき、仕事へのモチベーションがアップするでしょう。
弁護士業界&税理士業界~努力が結果に!~
学力に自信があるのであれば、将来弁護士や税理士などの国家資格を目指す方法もあります。
これらの国家資格は基本的に大学教養課程や専門大学院を修了しなければ受験できないので、高卒者は認定試験を受ける必要があります。
ハードルはかなり高いですが、がんばり次第では高卒でも弁護士になることは不可能ではないと言うことができるでしょう。
まだ20代であれば警察官、消防官、自衛官など公務員の採用試験を受けるのも将来的に良いでしょう。公務員についてはこちらで詳しく解説しています。
ちなみに、もし「やりたいことが見つからない」「自分に合った仕事が何かわからない」などと仕事探しにお悩みの方は、転職のプロに相談して自分に合った求人を紹介してもらうという方法があります。
私たちの転職エージェントでは、担当者が直接足を運んだ約15000社もの企業の求人をご紹介。
興味のない求人を勧められたり、粗雑な対応をされることもありません。無料で話を聞くことが可能ですので、興味がおありな方はぜひサービス概要だけでもチェックしてみてください。
高卒に向いていない業界
メディア・新聞社、代理店業界
高卒者の就職・転職では厳しい業界についても一応把握しておきましょう。職種にもよりますが、テレビ局、新聞社、代理店などは学歴を重視しますので高卒にはやさしくないと言うことができるでしょう。
ただし、上記の業界でも中小企業や下請けであればチャンスが全く無いとは言えません。まずは求人を出しているかを確認して、あればぜひ応募をしてみてください。
金融業界~学歴重視の傾向~
銀行などの金融機関も高卒での採用がむずかしい業界です。一昔前であれば、商業高校の出身者がよく採用されていましたが、1990年代を過ぎてからはほとんど採用がなくなりました。
金融業界は大卒以上の学歴が求められることを覚えておきましょう。ただし、地方の銀行や新しい銀行をはじめ、学歴を問わず採用をしている企業もありますので最初から諦めることはせず、挑戦してみてください。
商社~大卒に人気&競争率が高い~
大手商社に関してもほぼ同じことを言うことができます。大手商社も大卒、もしくは大学院修了者のみの採用がほとんどです。
小さな会社であれば採用を行っている場合もありますが、その場合は職務経験を問われることが多いです。商社に関しては大卒以上でも人気の就職先になりますので競争率はさらに高くなります。
しかし、「学歴不問」や「高卒以上」の求人があればあなたも企業の求める人材の一人です。まずは選考に参加してみましょう。
ちなみに、求人を探す際に皆さんは何を使われますか?企業の公式HPや就職・転職サイト、エージェント(就職・転職の無料サポート)など様々かと思いますが、”匿名掲示板サイト”の情報だけを頼りに活動を進めるのはおすすめしません。
理由や解説は別の記事にまとめてみましたので良かったら参考にしてみてください。
高卒が「厳しい」といわれる転職を成功させるための5つのポイント
高卒が転職を成功させるためには、採用担当者に「ぜひ、一緒に働いてもらいたい」と思わせなければなりません。
そのためには、ここで解説する「転職を成功させる5つのポイント」を押さえるようにしてください。
自己分析を徹底する
まずは、自己分析を徹底しましょう。
それには次のようなメリットがあるからです。
自己分析をするメリット
- モチベーションの増加
- 面接でのアピールポイント
- 自分に合った転職先の発見
自己分析をすることで、自分がなぜ転職したいかを客観的に考えられます。分析する中で自分の不満ややりたいこと、目指す将来像を明確にでき、自分のモチベーションが上がるのです。
また、自分の強みや弱みを分析し何を大切にしているかを分析することで、会社の求める人材とのミスマッチを防げます。
さらに、自己分析で見つけた自分の情報は面接の強みになるだけでなく、転職後の自分のキャリアを伸ばす軸にもなります。
より深く自分と向き合うためには、自分一人でやるのではなく、転職エージェントにサポートしてもらいながら進めるのがよいでしょう。
会社情報をあらかじめ調査する
会社情報をあらかじめ調査するのも重要です。これは、転職前と入社後のギャップを防ぐことが目的です。
入ってみて「予想と違う」となるのは、主に事前の情報が不足していることが原因で起こります。実際に自分が働く未来を想像して、いい面と悪い面の両方を確認しておきましょう。
企業の情報を集めることで、自分の求める企業の条件も見えてきます。情報の信憑性を高めるために、内部や外部、アナログの情報など幅広い視点で情報収集をするのがおすすめです
会社情報は、公式サイトや口コミサイト、就職四季報などで事前に集めることができます。転職エージェントを利用している場合は、エージェントの持つ企業情報をもらえることもあります。
同業種への転職も視野に入れる
同じ業界・業種での転職はやはり即戦力としては評価されやすいので、転職は成功しやすくなります。
高卒の強みは、大卒と比べて社会人経験が長い点です。つまり高卒が同じ業界に転職する場合、応募時点で業界内の一定の知識が身についています。
企業は即戦力となる人材を求めるため、採用される可能性が高まります。
面接では、前職で身につけたスキルや対応能力をアピールし、転職後はどんな仕事ができるかを具体的に伝えましょう。企業としても採用後のイメージを強く持つことができ、転職の成功率も高められるでしょう。
資格を取得する
高卒は「学習能力に不安がある」と見られやすいデメリットがあります。そのデメリットも資格を取得することである程度緩和できるといえるでしょう。
転職を成功させるには、その業種で必要となる資格を取得しておくのもおすすめです。
代表的な業種とその業種で役立つ資格は以下のとおりです。
業種 | 役に立つ資格 |
---|---|
事務職 | 簿記(2級・3級) MOS |
エンジニア | ITパスポート |
工場職 | フォークリスト運転者 電験三種 アーク溶接作業者 |
介護職 | 介護福祉士 |
事務職、エンジニア、介護職で紹介した資格は受験料を払うことで受験することができます。工場職の資格は講習の受講が必要ですが、誰でも受講できます。
面接での対応をあらかじめ練習しておく
高卒は、大卒と比べて面接経験が少ない方も多いでしょう。大卒であれば就職活動時に面接を経験し、受け答えの経験値がついていることが多い反面、高卒の場合にはそうとは限りません。
面接や企業調査など、練習・用意すれば克服できる項目で他と差がつくのは大きなデメリットです。面接で自分をアピールできなければ、いくら応募しても転職は難しいでしょう。
転職エージェントやハローワークは面接で想定される質問内容の情報を多く持っています。本番の面接で緊張せず話せるようになるためにも、自分のアピールを最大限におこなうためにも、面接練習は徹底してください。
高卒が厳しい転職の面接を突破するためのポイント
高卒の転職でネックとなるのは、どのように面接を突破するかでしょう。ここでは、面接のポイントをまとめました。参考にしてください。
転職理由はポジティブに話す
面接時には前職を辞めた理由を聞かれることが一般的ですが、このとき、ネガティブな理由を伝えるのは避けてください。
「人間関係が上手くいかなかった」「仕事にやる気がでなかった」などのネガティブな理由を話すと、転職後も同じような理由でスグに辞めてしまうのではないかと判断される可能性があるからです。
「長く活躍してくれそう」「ぜひ、一緒に働きたい」と採用担当者に思ってもらうためには、転職理由はポジティブなものを伝えなければなりません。
「新しいことに挑戦して自己成長したい」「前職より自分に適した仕事に就いて高い成果を出したい」などと伝えるようにしてください。
即戦力になることを伝える
転職では即戦力であることが求められています。転職後に一から教育して一人前に育ててくれるような環境が整っている企業もありますが、ほとんど見られません。
自分がどのようなスキルを持っていて、そのスキルが企業にとってどのように貢献できるかをアピールしなければなりません。
そのためには、自己分析をすることが重要になります。今までの経歴を棚卸して、これまでに身につけたスキルや自己の強みなどを理解しておく必要があります。
経歴はエピソードを交えて話す
面接では、これまでの経歴やあなたの強みを話すことがあります。このときはエピソードを交えて伝えましょう。説得力を持たせることができるからです。
「小さいことからモノ作りが好きで、丁寧な作業に自信がある。細かなところにも目を配るのが得意なので、製造業を志している。」
「中学校と高校で野球部に所属した。そこで、仲間と協力することやマネージメントの大切さを学んだ」
上記のように、経歴を淡々と話すのではなく具体的なエピソードを添えることで、採用担当者の興味を引くようにしてください。
アピールポイントをまとめておく
面接では、あなた自身のアピールポイントを聞かれることもあります。前述した自己分析を通じて、すぐに伝えられるように話す内容をまとめておくとよいでしょう。
なお、どのような職種・業種でも、共通して採用担当者が好みやすいアピールポイントがあります。
具体的には次のものが挙げられます。
採用担当者が好みやすいアピールポイント
- 成長意欲
- やる気や協調性
- 素直に学ぶ姿勢
- 継続してやってきたこと
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