CA(客室乗務員)のセカンドキャリアで人気の職種は? CA退職後のキャリアプランも考えてみよう。
客室乗務員は、華やかで人気の職業です。
しかし客室乗務員は、機内で立ちっぱなしなど、意外と体力がいる仕事。体力的に大変になってきたので、転職したいという方もいるのではないでしょうか。
今回はCA(客室乗務員)の転職相談を年間1,000人ほど実施している経験をもとに、客室乗務員のセカンドキャリアについて書いていきます。客室乗務員のセカンドキャリアで人気の職種、退職後のキャリアプランについても紹介します。
客室乗務員のセカンドキャリアを考えている人は、ぜひ参考にしてください
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この記事を読めば以下のことが分かります。
・客室乗務員のセカンドキャリアについて
・客室乗務員に人気のセカンドキャリア
・セカンドキャリアに役に立つスキル
・タイミング
・客室乗務員におすすめの転職エージェント
この記事の執筆者はこちら
高校卒業後、某大手靴販売店にて靴・アパレルの販売を経験。 3年間働き、アメリカへ語学留学。2年目に現地のカレッジに入学し、経営学とマーケティングを専攻。 1年後に興味のあったスペイン語を学びに、南米コロンビアに10ヶ月間留学。 帰国後、エージェントからの紹介で2017年3月に不動産ベンチャーに入社。 投資用のアパート、マンションの買取再販の営業やいくつかの新規事業の立ち上げに携わり、2018年の5月より開始した人材紹介事業が軌道に乗り、法人化するタイミングで転籍。 その後、大阪支社の責任者として大阪へ赴任して支社の立ち上げに従事し、2020年7月末で退職。 2020年8月に株式会社Revengersを設立。これまで約3000人以上の方のキャリア相談に乗る。
定年まで務める客室乗務員は意外と少ない
定年まで勤める客室乗務員は意外と少ないです。
大変な就職試験などを乗り越えて、憧れのCAになれたのですが、体力的に厳しいなどの理由で定年まで勤める人は少ないというのが現状。
また、客室乗務員は女性が多いです。そのため結婚などライフステージに合わせて、退職する人もいます。近年では女性がより働きやすいように、時短勤務が可能になったりなど対策が施されています。路線に融通がきいたりなど。
やむを得ず退職し、他の職種に転職する人も少なくありません。
客室業務員に人気のセカンドキャリア
客室業務員に人気のセカンドキャリアを紹介します。
客室業務員のセカンドキャリアは、客室乗務員時代にきずいたコミュニケーション能力、語学能力などで多くあります。
英会話教室の講師・先生
英会話教室の講師や先生も人気のセカンドキャリアです。客室乗務員は、フライトで海外の人と接する機会も多いです。
語学力が、客室乗務員の仕事で向上したという人も多いのではないでしょうか。また、客室乗務員になるために英語や海外語を勉強していたという人も多いと思います。
その語学力を活かせるのが、英会話教師の講師や先生です。客室乗務員の人は、ぜひ英会話教室の講師や先生を目指してみてください。
ハイエンド層のホテルや接客業
ハイエンド層のホテルや接客業もおすすめです。客室乗務員は、質の高い接客を学んできているはずです。それを活かしハイエンド層のホテルの接客などもおすすめ。
ハイエンド層のホテルでは質の高い接客が求められます。しかし、客室乗務員はその高い接客技術をすでに持っているため、即戦力として勤務が可能。
また、接客業も人気です。どのジャンルの接客にも対応可能だと思われます。客室乗務員を行っていた人は、接客も視野に入れても良いでしょう。
別会社の客室乗務員や航空業界系
別の会社の客室乗務員や航空業界系で働くという方法もあります。これは、仕事内容には特に不満がない方向けです。
フライトの路線が違うだけでも働く時間は違うかもしれません。同じ客室乗務員でしたら、採用率が高くなります。以前、客室乗務員をしていたということで、採用率も高いです。
会社によっては短い時間の勤務もあるかもしれません。
また、同じ航空業界の仕事もおすすめです。同じ航空業界でも、事務などのサポートの仕事などがあります。
ぜひ客室乗務員を行っていた人は、同じ航空業界の仕事も考えてみてください。
ハイクラスキャリアを目指すならコンサル業界
コンサル業界も人気の仕事です。
経営コンサルタントなどです。
経営コンサルタントになり、ハイキャリアを目指すのも良いでしょう。
ぜひ客室乗務員の仕事についていた人は、コンサル業界についても考えてみてましょう。
「エアラインスクール講師」「マナー講師」
エアラインスクール講師や、マナー講師も人気です。
エアラインスクールとは、客室乗務員になりたい人が集まるスクールです。そちらの講師は、客室乗務員の経験者が多いです。
エアラインスクールで、これから客室乗務員になりたい人に、接客の技術などを教えても良いでしょう。
またマナー講師もあります。マナー講師は、セミナーや企業などでマナーを教える講師です。就活生向けのセミナーや、社内研修向けなどがあります。
客室乗務員として身に着けた、経験やスキルが役に立ちます。
「受付」や「秘書」
受付や秘書もセカンドキャリアに人気です。
受付は、病院や企業の窓口などがあります。受付は最初に、お客様を迎え入れる場所としてとても大切です。しかし客室乗務員としての経験があれば、それも可能です。ぜひ受付の仕事も考えてみてくださいね。
秘書の仕事もあります。主に社長などの秘書です。スケジュール管理や、事務作業等を行います。
ぜひ、客室乗務員の仕事をしていた人は、受付や秘書の仕事も考えてみてください。
「営業系」
営業系の仕事も、客室乗務員のセカンドキャリアに人気です。営業系の仕事は未経験でも多くの仕事があり、正社員の仕事も多いのが特徴。
営業も客室乗務員のコミュニケーション能力がいかせます。
営業には様々な業種があります。保険系や食品系など様々。ぜひあった業種を探してください。
保険系ですとFPなどの資格があると便利です。
営業はお客様に、商品を買ってもらう能力も必要です。企業と企業の仕事もあれば、企業と個人の仕事もあります。
企業では、企業の仕事を増やすために、他の企業などに営業をかけます。個人相手なら、例えば保険などの商品を個人に売るように説明したりという仕事です。
客室乗務員のセカンドキャリアに営業を考えてみてはいかがでしょうか。
「通訳」
通訳も客室乗務員に人気です。客室乗務員は持ち前の語学力を活かして通訳も可能。
通訳は相手が話したことを、日本語で正確に伝えるスキルが必要です。
瞬時に相手が言ったことを汲み取りますので、高い語学能力が必要。
英語がメインですが、他の海外語ので募集もあります。他の海外語も可能だと、通訳で応募可能な求人が広がります。
客室乗務員のセカンドキャリアに通訳も考えてみてください。
「国家資格系」
国家資格系も人気です。
今から勉強するのは大変ですが、採用率も高まります。
国家資格は、公認会計士やFPなどです。
公認会計士ですと、かなり資格の習得に時間がかかります。会計系ですとまず簿記の資格もおすすめです。経理系の仕事も可能になります。まずは簿記3級の取得を目指すのも良いでしょう。
またFPは3級や2級でしたら、比較的簡単に取れる資格です。公認会計士に比べたら、短期間に取れます。
早めに就職したいなら、簿記など比較的早めに取れるものに挑戦しましょう。しかし簿記3級やFP3級も3ヶ月ほどの学習期間が必要です。客室乗務員の在職中に取っておく方法もあります。
国家資格や資格を取っておくことで、働き口を見つけるのは楽になりますし、独立も可能です。
客室乗務員のセカンドキャリアに国家資格系もおすすめです。
「起業」
起業してしまうというのも一つの方法です。
グランドスタッフのセカンドキャリアに起業を行ったという人もいます。気になっていた職種があれば、起業を行うのも良いでしょう。
お店系や会社系となります。お店系でしたら、フランチャイズの経営も気軽です。
自分で開いてみたかったお店を開くのも良いでしょう。料理が好きなら飲食業もおすすめ。
また、会社を経営するのも良いでしょう。
ぜひ客室乗務員のセカンドキャリアに起業も考えてみてください。
「WEBライター」
WEBライターも人気の仕事です。WEBライターの仕事は自宅でパソコンがあれば可能です。
在宅で時間も調整しやすい仕事です。客室乗務員の経験や、その他の経験もいきてきやすい職業。
ある程度稼げるまでは大変ですが、客室乗務員のセカンドキャリアに考えてみるのはいかがでしょうか。
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セカンドキャリアは年齢が深く関わる
セカンドキャリアは年齢が深く関わります。
高めの年齢層でしたら、客室乗務員としての経験を活かしてマナー講師などがあります。思い切っていままでの経験を活かし起業するのも良い方法です。
低めの年齢層でしたら、客室乗務員の経験を生かした仕事もありますし、未経験でも可能な仕事もあります。
未経験で始めてみたい仕事につくのも良い方法。
客室乗務員のセカンドキャリアは年齢も関わってきます。
自分の年齢に合わせた戦略を取ってやめるのがおすすめです。
合わせてCA(客室乗務員)からの転職について知りたい方はこちらの記事をお読みください。
また合わせてグランドスタッフからの転職について知りたい方はこちらの記事をお読みください。
客室乗務員がセカンドキャリアを考えるときに役立つスキル
客室乗務員がセカンドキャリアを考えるときに役立つスキルを紹介します。
客室乗務員がセカンドキャリアを考えるときに役に立つスキルは以下の通りです。
・コミュニケーション能力
・語学力
・品格
客室乗務員は、いままでの接客で培ってきたコミュニケーション能力があります。そのコミュニケーション能力を生かした仕事が可能です。
接客業以外にも会社内で、様々な人に関わることもあります。会社内の人間関係もコミュニケーション能力があれば、そつなくこなせるのではないでしょうか。
会社内では様々な人がいて、嫌な言葉をかけてくる人もいるかも知れません。その時にコミュニケーション能力があれば、そつなくこなすことが可能です。
また、さまざまな接客業も可能です。小さなところから大きなところまで、接客の仕事でコミュニケーション能力は活きてくるでしょう。
語学力も客室乗務員で役に立つスキルです。客室乗務員時代は、海外のお客さんもいたはずです。
英語や、他の海外語が得意という人もいるでしょう。その語学力で、英語を使う仕事についたりなど役に立ちます。
客室乗務員で役に立つスキルは、品格です。客室乗務員は、高いレベルの接客を研修などで教わっているはずです。
その接客スキルを活かして、次の仕事を決める方法も良いでしょう。
セカンドキャリアを考えるならタイミングが大切
セカンドキャリアを考えるならタイミングも大切です。
年齢が上がるにつれ、再就職ですと厳しくなってくる現状もあります。正社員の雇用はより少なくなってきます。そのため、起業なども視野に入れると良いでしょう。
しかし早く辞めすぎても、客室乗務員のスキルが身についていない場合があります。ですので、タイミングも大切となっています。
出ている求人も時期によって違います。また求人が多い時期や、少ない時期もあります。自分が受けたい求人があるときに、退職を考えたほうが良いでしょう。
可能でしたら、仕事が決まってからや、次の仕事の目星がついてから辞めるのが得策です。
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