CAから転職事例|CA時代に培ったスキルで“人の成長”を支える! 大手国内エアラインから人事への転身
山田さん(27歳)は、新卒で日系航空会社に入社し、約6年半にわたり客室乗務員として活躍。
チーフパーサーとして機内の安全とサービスを統括し、後輩の育成にも力を注いできました。
現在は、IT・ビジネス領域の課題解決を手がける総合コンサルティング企業の人事課で、新たなキャリアを歩んでいます。
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山田さん(仮名)27歳の転職
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転職後の変化
- 社員一人ひとりの安心と成長”を支える立場として、やりがいを実感する毎日
- 理想としていた「人を大切にする会社」で、チームと共に課題解決に向き合う
多くのCA(客室乗務員)が航空業界内でキャリアを重ねる中、山田さん(仮名)は、コンサル企業の人事という全く異なるフィールドへと挑戦しました。
CA(客室乗務員)時代に培ったホスピタリティやマネジメント力は、業界を越えても確かな強みになる――。
そのことを体現する一つの転職ストーリーです。
今回は、総合コンサルティング企業の人事課で活躍する山田さん(仮名)に、転職活動のリアルと転職成功の秘訣についてお話を伺いました。
「機内の監督」チーフパーサーとして、マネジメント力を養った

ーー日系航空会社で国内線のCA(客室乗務員)として6年間勤務されていましたが、チーフパーサーとしてもご活躍されていたそうですね。
はい。入社から1年半ほどでチーフパーサーの資格を取得し、フライト全体をまとめる立場になりました。70名が定員の小型機で、クルー全員の動きを把握しながら、安全とサービスの両立を図る――まさに「機内の監督」といった感じです。
ーー現場では、どんなことを意識されていましたか?
そうですね、状況に応じて臨機応変に判断し、メンバーに指示を出すようにしていました。また、フライト後には「次はこうしてみよう」と振り返りやフィードバックも行うようにしていましたね。
このようなことを意識するうちに、自然と育成やマネジメントの力が身についていったと思います!
ーーチームを支えることの楽しさも感じられたんですね。
はい。自分の判断でチームがスムーズに動いた時の達成感は格別でした。次第に「人を支えること」にやりがいを感じるようになっていきましたね。
7年目を目前に転職を決意、新天地で挑戦したい!

ーー26歳の時に転職をされましたが、そのきっかけを教えてください。
きっかけは、「達成感」と「新しいことに挑戦したい」という気持ちの芽生えでした。CA(客室乗務員)という仕事にやりがいを感じていましたし、「このまま続けてもいいな」と思う自分もいました。
でも、チーフパーサーとしてマネジメントや後輩の育成も経験し、どこかで「やり切った」という感覚があったんです。お客様にも仲間にも恵まれて、本当にいい環境でしたが、「このままCA(客室乗務員)としてのキャリアだけで終わっていいのかな……」と思う瞬間が増えていきました。
ーー 一度立ち止まって、キャリアを見つめ直されたんですね。
はい。「この先の10年をどう過ごしたいか」を考えたとき、キャリアの選択肢が限られていると感じたんです。地上職や訓練センターでのインストラクターなど、社内での道もありましたが、私は「外の世界」で自分の力を試してみたいと思いました。
ーーなるほど。新しい環境で自分の可能性を試してみたかったんですね。
そうですね!CA(客室乗務員)として培ったホスピタリティやマネジメント力は、きっとどんな業界でも活かせる。「人を支える」「チームで成果を出す」――その力を、別の環境でどう発揮できるか挑戦してみたかったんです。
ーー前向きなキャリアチェンジだったんですね。
はい。CA(客室乗務員)として安定したキャリアを積み上げるよりも、「もっと成長したい!」という気持ちの方が大きくなって、転職を決意しました。
就活の軸は「人を大切にする職場」!

ーー 異業種への挑戦はとても勇気がいりますよね。特に初めての転職ならなおさら不安があったと思います。
そうですね。新卒からずっと6年間、CA(客室乗務員)一筋でやってきたので、「本当に希望する会社に転職できるかな」「自分のスキルが通用するのかな」など、そんな不安は常にありましたね。
ーーその中で、転職活動を進める上で大切にされていたことは何ですか?
「人を大切にする会社」が、転職活動の最初から明確に持っていた軸でした。
ーーなぜその軸を特に大切にされていたんですか?
CA(客室乗務員)時代、クルー同士の雰囲気が良いフライトほど、お客様の満足度も高かったんです。だからこそ、「社員が幸せに働ける会社=お客様にも良い影響を与える会社」だと感じました。人間関係や働く環境を大切にしているかを一番重視していましたね。
就職活動2か月でスピード内定!決め手はCAの転職に熟知したテイクオフの伴走

ーーエージェント会社を活用されて転職活動をされたと伺いました。
はい。始めは、他社のエージェント会社のみを使っていましたが、担当の方との相性が合わず、途中で利用をやめてしまったんです。
そんな時、出会ったのがテイクオフです。 「航空業界出身者の転職に強い」と口コミをネットで見て、思い切って問い合わせてみました。
ーーなるほど。具体的にはどんなサポートをしてくれたんですか?
まず、担当者が自己分析を一緒に進めてくれました。ヒアリングを通じて私の強みを言語化してくれて、「山田さん(仮名)はこういうタイプだから、こういう会社が合いそうですね」と整理してくださったんです。さらに職務経歴書の作成も手伝っていただきました。
ーー書類関係もすべてサポートしてもらえたんですね。
はい。航空業界では紙の履歴書が主流だったので、実は、電子応募は初めてで。オンラインでエントリーシートを作成するのはかなり戸惑いました。
そんな時も担当者がリモートで画面を共有しながら、「ここをこう直しましょう」と丁寧に教えてくださって、本当に助かりました。
ーーそれは心強いですね!それならPC操作に不慣れな方でも安心できますね。
まさに「痒いところに手が届く」サポートでしたね。さらに驚いたのが、応募企業ごとにアピールポイントを変えて書類を出してくださっていたことです。
ーー会社ごととは、それはすごいですね!具体的には?
「この会社はチームワーク重視だから、リーダー経験を強調しましょう」といった具合に、まるでパーソナルトレーナーのように伴走してくれました。
ーー面接対策のサポートもありましたか?
はい!Zoomで2〜3回、企業ごとに対策していただきました。「こういう質問が出るかもしれません」といった想定まで丁寧に教えてくださったので、安心して面接に臨めました。
ーー本番に向けてしっかりシミュレーションできたんですね。他にはどんなサポートがありましたか?
CA(客室乗務員)の仕事はシフト制で不規則なんですが、担当者は夜でも朝でも柔軟に対応してくださいました。とにかくレスが早くて(笑)。「寝てます?」って思うくらい、すぐに返信をくださるんです。
ーー仕事柄、どうしても対応できる時間が限られていると思いますが、山田さん(仮)のペースに合わせてサポートしてもらえたんですね。それならストレスなく転職活動を進められそうです。
その通りです。スピード感があるのに、対応が本当に丁寧で。企業の雰囲気や働いている方の人柄まで、ものすごく解像度高く教えてくださいました。
ーーどんなふうにやり取りをされていたんですか?
主にLINEやZoomです。LINE電話でも「今、少しお時間ありますか?」と気軽に相談できました。
面接の前後には必ず「不安なところはありますか?」「どう感じましたか?」と声をかけてくださって、面接で聞きそびれたことがあれば、私の代わりに企業へ確認してくださることもありました。
ーー面接の前後はかなり緊張するものですよね。一本の電話があるだけで、安心感が全然違います。実質的なフォローも手厚いですね。
そうですね!「山田さん(仮名)は、無理に自分を作らなくて大丈夫。そのままでいいですよ」と声をかけてくださったのも印象的でした。
ありのままの自分を受け入れてくれるようなサポートで、本当に心が軽くなりました。
ーー応募は何社くらいされたんですか?
4〜5社です。そのうち2社から内定をいただきました。
ーー2か月の転職活動で2社も内定を獲得されたんですね!テイクオフを利用して良かったと感じたポイントは?
まず、「CA(客室乗務員)出身者の転職事情を理解している」という点です。フライトスケジュールの調整の難しさや、CA特有のキャリア観を理解してくれているのが大きかったですね。
さらに、企業選びから面接対策、メンタル面のフォローまで、すべてワンストップで支えてくれました。
ーーなるほど。初めての転職、それも異業種でも安心して進められますね。
はい。おかげさまで、約2か月で理想通りの会社に入社できました。思っていたよりずっと早く理想の会社に出会えたので、「勇気を出して本当によかった」と心から思っています。
CAで培ったスキルが、人を輝かせる力に

ーー現職へ入社された最終的な決め手は?
オファー面談の時にオフィスツアーをしてくださって、社員の方々と実際にお話しできたことです。雰囲気がとても良くて、「ここで働きたい!」と直感で思いました。
YouTubeで会社紹介を見ていた時の印象とも一致していて、「人を大切にする会社」という軸にもぴったりだったんです。
ーー現在はどんなお仕事をされているんですか?
今は「フォローアップチーム」という、人事部内のチームで働いています。社員一人ひとりがいきいきと働けるように、エンゲージメントを高める施策を企画・運営しているんです。
たとえば1on1で話を聞いたり、社内イベントを企画したり。社員の元気を支えるのが私たちのミッションです。
ーー社員のモチベーションを支える、まさに「人を支える仕事」ですね。
そうですね。ITコンサルの方々は忙しい方が多いので、私たちは定期的に声をかけています。
「最近どうですか?」「困っていることはありませんか?」と話を聞く中で、表情が明るくなったり、「山田さん(仮名)に、お話ししてよかった!」と言ってもらえたりすると、本当にうれしいです。
ーーCA(客室乗務員)時代の経験が今に活きていると感じる場面はありますか?
たくさんあります!特にホスピタリティとマネジメントの両方ですね。相手の立場に立って考える姿勢や、相手の表情の変化に気づく力、そしてチーム全体を見て動く意識は、まさにCA(客室乗務員)時代に培ったものです。
私はチーフパーサーとしてクルーをまとめながら、「どうしたらチーム全体が気持ちよく動けるか」を常に考えていました。今はその延長線上で、「どうしたら社員一人ひとりが前向きに働けるか」を考える日々です。
ーー機内でのマネジメント力が、地上の人事の現場で生きているんですね。
はい。形は違っても、「人を支える」本質は同じだと思います。人の話を聞き、寄り添い、チーム全体の空気を整える。それができるのは、CA(客室乗務員)としての経験があるからこそだと感じています。
ーー職場の雰囲気はいかがですか?
みんな明るくて仲が良いです。ハッピーオーラ満開の職場です(笑)。気を使わず話せる雰囲気で、年齢層も幅広いですね。上は40代、下は25歳くらいまで。「人を大切にする会社で働きたい」という転職の軸そのものが叶えられたと思います。
転職成功のカギは、「納得するまで悩んでから行動すること」
ーー最後に、今「異業種に挑戦したいけど不安……」というCA(客室乗務員)の方へ、アドバイスをお願いします!
異業種への転職は、やっぱり覚悟がいります。でも「挑戦したい」と決めたなら、最後は行動だと思います。後悔しないようによく考えて、決断したら迷わず動く。これに尽きます。
ーー決断から行動まで早かったですか?
いえ、私も1年くらい悩みました。葛藤もたくさんありました。でも悩み抜いたからこそ、「やっぱり行こう!」と納得して一歩を踏み出せました。そこからは一気に進みましたね。
ーーCA(客室乗務員)としての「安定」と「新しい挑戦」の間で迷う方も多いですよね。
本当にそうだと思います。特にCA(客室乗務員)は他社のCA(客室乗務員)に転職するパターンが多いので、他業種に飛び込むには勇気が必要です。
でも、私は声を大にして言いたいです。未経験でも大丈夫!私もコンサル業界は未経験でしたが、CA(客室乗務員)で培ったホスピタリティやチーム力はどこでも活かせると実感しています。勇気を出して一歩踏み出す価値は、絶対にあると思いますよ。
ーー最後に、テイクオフを使ってよかった点を改めて教えてください。
手厚いサポートが受けられたことです。自己分析から書類・面接対策、スケジュール調整までずっと寄り添ってくれました。
転職は孤独では不安なことも多いですが、いい伴走者がいると、自分の思い描いた理想の職場に効率的にたどり着けると思います。迷っている方は、まず一度相談してみてほしいです。
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